宣告された日
今作が初の投稿となります。本文構成や内容自体あまりおもしろくないものですが温かい目で見ていただけると嬉しい限りです。
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「余命9ヶ月です」
目の前の医師から暗いトーンで言われたのはそのたった10文字だった。たった10文字なのに僕の人生が真っ暗になるような感覚になった。
「…………………ぇ。」
やっと出た言葉はその一文字だった。
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『キーンコーンカーンコーン』
学校のチャイムが鳴る。授業終わりを告げるチャイムだった。そのチャイムが流れると同時に何人もの生徒が席をたち各々の行き先へ向かう。無論、僕もその一人だ。
「茅野ー、わりぃ、さっきの授業のノート後で見せてくんねか。」
「お前毎回それだよな。いい加減自分でノートとったらどうだ。」
と言いながらもノートを渡してくる茅野。
「さんっきゅー!まじ助かるわぁ。いやぁ授業の最初のほうはよ、よし、ノート取るぞぉって思ってるわけよ。でもなんでかいつも途中から授業の記憶がなくなってて気づいたら休憩時間になってるわけさ。」
「それはただ寝てるだけだろ……」
「あはは、たしかにそうかもな!」
といつもと同じような会話をする。
「あ、あの…あ、葵くん!」
その声を聞き鼓動が高鳴るのを感じる。
「ど、どうした?」
「ほ、放課後、時間あ、空いてる…?」
「う、うん」
「!じゃあ放課後に!!!」
そういいさっそうと教室から出ていく一人の生徒の背中を見つめていた。
「ふっ、とうとうお前にもモテ期が…」
「うるせぇ!」
そんなからかい隣りにいた茅野から受ける。
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そして時間は過ぎ放課後。僕こと澄風葵はさっき話しかけてきた女の子、一ノ瀬春乃の下へ行く。そこへ行く途中胸の高鳴りは収まらなかった。今にでも破裂しそうなぐらいの鼓動しているのを感じた。今から何を言われるのかはだいたい予想がつく分余計意識してしまう。同返事すればいいのだろう、とくだらない妄想をしつつ彼女のもとへ向かった。
「春乃。」
僕がそう声を掛けると彼女はこっちに気づきそばまで来た。そして数秒間見つめ合い、
「あ、あの、話って…」
僕がそう問いただすと彼女は、
「あ、あのね…葵くん。わ、私」
途端胸の高鳴りがものすごく激しくなった。さっきまでとは比べ物にならないほどに。
(まずいまずいまずい話が入ってこない。落ち着け僕。落ち着け。)
そう心のなかで何度も反芻しても鼓動の音は鳴り止まず早まるばかりで
「葵くんのことが」
彼女がそう言いかけた途端、喉からなにか這い上がってくる感覚を覚えた。刹那視界には真っ赤に染められた制服姿の春乃がいて、
「…………ぁぇ」
鉄の味がする。そう感じていたら。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
とそんな悲鳴が聞こえた途端僕の視界はグラッと揺れ………………
とりあえず一話目を書いてみましたが、書いてみて率直に思ったことは小説家の皆さんほんとすごいなとただただ感じました。本文書いてて構成自体は完成してるのに言葉が思い浮かばない!…が多々あり、このような作業を平然としている小説家の皆さんに尊敬の意しかありません。




