自然体な不思議
このお題は『文学少女』から取ってきました。前回、あまりにさらりとしていた。という感想があったので、ちょっといじくってみました。結局、ラストは同じ様な感じなので、相変わらず捻りが足りないかなぁ、とも思いましたけど…。
起承転結、を少しは意識したつもりですが、転が、イマイチかなぁ…。
あいつとは幼馴染、よく二人で一緒にトンボを追い回した。
お互いの全てを分かっていた。
けど不思議と、お互いを異性とは考えてなかった。
何故だろう?
でも、それで良かったのかも知れない。
だから長い間、自然に傍に居たのかもしれない。
けど、その関係がずっと続く訳じゃなかった。
私と子供が公園デビューしたのは先週だ。
夕焼けが周囲を茜色に染め始めた。
「お父ちゃん、お迎えに行こっか」
あいつそっくりの子がニッコリ笑った。
前回の「夕日、トンボ、お迎え」と基本的に同じお話で、お題の使い方を少し変えてみました。同じ話を何度も書くな!とのお叱りがあるかもしれません…。少しだけ印象は違うと思います。
よろしくお願いいたします。