遅延証は貰ってません
昨日お台場でフカマルとギラティナ3匹捕まえてきました
ありがとうリア友
気がつくと朝になっていた。
バイトから家に帰るとすぐに寝てしまい、気づくと寝ていた。
いつもは帰ってちゃんと風呂に入り、翌日の学校の準備をし、しっかり布団に入り、寝る。
しかし今日の朝は遅刻をしかねないギリギリの時間。
リビングに行くと俺の両親はもう仕事に行っており、ラップに包まれている目玉焼きを電子レンジに突っ込み、素早くボタンを押した。
しかしまあ時計を見るとあまりにも時間がないため、朝ごはんは断念する。
制服を身にまとい、靴を履き、玄関の鍵を閉める。
定期を確認し、俺は駆け足で学校に向かった。
◇◇◇
8時36分。
ちょうどクラスに着いた頃には担任が教壇に立っていた。
クラス全員の目線がこっちに向く。
「長塚、遅延か?」
「え…と……」
「響は遅延ですよ〜」
そんな声が後ろから聞こえる。
声の主の方へ向くと黒髪ボブのギャル女子。
校則ギリギリのスカート、第1ボタンをあけ、ピアスやらリングやらを身につけている明らかに俺が、いや…陰キャが嫌いそうなタイプの女子。
その名は朝倉嶋音。
もちろんのごとくクラスカーストのトップにして、俺の幼馴染。
「朝倉、お前も遅刻か。遅延証は」
「はいっと」
2枚の遅延証を教壇に置く。
「いや〜こいつ私の目の前で遅延証落として行くとかアホすぎないすか」
「あ、どうも」
「あれれ、そんなお礼でいいのかなぁ?」
「……」
「ちゃんと言ってみなさ〜い!!!」
「どうもありがとうございます」
「さあ私にジュースを!!」
「しつこい」
俺は嶋音を置き、自分の席に向かう。
クラスでは多少の笑いが起きたがそれは俺が起こしたものではなく、嶋音が起こしたものだ。
そして複数の目線がこちらに向く。
今日も屋上コースだなこりゃ。
そして今日も長い長い授業の始まりを告げた。
◇◇◇
4時間が終わり、俺は弁当を持って席を立ち、屋上に向かった。
なぜ俺がわざわざ屋上に行ってまで教室を離れるのかと言うと、理由は1つ。
今日の朝の件だ。
嶋音はクラスカーストが高いゆえ、人気も高い。
それゆえ朝倉嶋音を好きな男子は多いのだ。
特に陽キャ男子からは相当な支持を集めていると思う。
少なくとも中学の頃はそうだった。
彼氏がいるのにあの人気はすごいと思う。
けど彼女は1つだけ徹底していることがある。
それは全員名字読みということだ。
そう。彼氏と俺を除いては。
そして朝、彼女は俺の名前を呼んだ。
それを陽キャ軍団は気に入らないのだろう。
考えてみれば完全なるやつあたりである。
しかしまああいつらに危害を加えられるよりは屋上で1人食ってたほうがましである。
そうしているうちに屋上にたどり着く。
「ごめんなさい」
ドアを開けると、女性の声がした。
俺は思わず近くの物陰に隠れる。
隙間からドアを見ていると1人の男が出て行くのを見送ってから俺はすぐに物陰から出て階段を駆け下りようとした瞬間だった。
「待って」
女性の穏やかだが、少し怯えている声。
「す、すいませんでした。俺そんn……」
「どうしたのそんな固まっちゃって…て、え?」
振り返ると昨日見たあの黒く長い髪の毛。
俺も目の前の彼女も固まる。
「え、響くん……?」
そこには完璧超人比村翠の姿が……。
はいというわけで比較的すぐ更新できて嬉しく思ってる風祭です。
まじスクスタのスタミナ回復に執筆って捗りますね。
最近ソシャゲを全然やってなくて執筆意欲が高いです。
まあそんなこと言いつつしっかり5個くらいはやってるんですけどね。
最近はほんとポケモンGOですねくそほど楽しい。
スクスタもUR当たってくれるんで楽しくやれてます。
まあそんな事はどうでもいいとして、2話のタイトルみてなんじゃこりゃってなったひとたくさんいると思います。
まあ内容の1部からの回答なんでそこの場面をじっくり見てくれたならありがたいです
そして2話ではまたもや女の子が登場しましたね
まあ3話以降の展開考えてないので今時点では何も言えませんが楽しみに待ってくれたら幸いです
それじゃまた3話のあとがきでおあいしましょー!
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