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新人アルバイト社員

最近またポケモンGOハマりました。

俺が先輩に出会ったのは高2の春だった。

6時間に及ぶ授業を受け、家に帰り、バイト先へ。

俺は1週間の大半をこの生活で過ごしている。

まあ誇ることでもないし、貶されることでもなく、ただ無心で時間が過ぎるのを待つだけだ。


「あ…のぉ…」


声の主の元へ振り返る。

そこには黒髪ロングのすらっとした美人が1人困った顔をしてこちらを覗きこんでいる。

そしてこの店の制服を着ている。


「どうかしました?」

「これってどの棚か分かる?」

「分かりますよ。こっちです」


俺がその棚へと案内する。

まるで客を案内してるようだ。


「着きました。ここっすよ」

「あぁありがとう…!私まだ研修明けたばっかで…まだ分からないことたくさんあるからまた教えてくれる…かな…?」


上目遣いで俺を覗き込んでくる。

普通の男ならこの一撃でワンパンされているだろう。

初見の男にこの笑顔を見せてくるこの女も相当…。


「いえ、困ったらいつでも聞いてください。それでは…」


と言い、反対側を向くといきなり袖を掴まれる。


「……めて…」

「え?」

「はじめて!!!」


いきなり俺の袖を持ちながらぴょこぴょこ跳ねはじめる。

そしていつのまにか客の注目の的になっていた。

俺が1番なりたくない状況下に一瞬で作り上げた。

俺は女の手を掴み、バックヤードに逃げ込む。


「何なんすかいきなり」

「いや〜その…私の笑顔の返答をキョドらなかった人初めてで…つい…あ、まだ自己紹介してなかったね。私、比村ひむらすい高3。よろしくね!」

「あぁ長塚ながつかひびき高2です。よろしくお願いします」

「後輩くんなんだ〜てっきり同い年か年上だと思ってたよ」

「俺も自分より年上ではないと思ってましたよ」

「あはは、だよね〜よく言われるんだよね幼いって……ねえいつまで握ってる気なのこれ?」

「はい?」


比村さんが指しているほうを向くと俺の手と同時に彼女の手が目に入り込む。

俺は慌てて手を離す。


「あの、えっと…すいません」

「まあ別に気にしてないけどね〜響くんの可愛いとこも見れたし」

「なんすかそれ」


『業務連絡です。本日出勤の全部門パート、アルバイト社員は2階グロッサリー倉庫までお越しください。』


話してるうちに夕会議の7時20分の時間を知らせる店内アナウンスが流れた。

俺がこの人に声をかけられる前に時計見たけど、まだ7時前だったぞ。


「あぁもうこの時間になっちゃったね〜」

「そうですね。もう20分くらいサボっちゃいましたけど」

「もぉ〜響くんは真面目だなー!!」

「真面目って…比村さんもここで金もらってますよね?」

「まあまあ細かいことは気にしなーい気にしなーい」

「もういいですから、さっさと行きましょう」

「はーい」


そしてこの後もバイト中に何度も話しかけられた。

何度も。何度も。

そしてようやく4時間のシフトが終わった。


◇◇◇


「ん〜今日もつっかれた〜!!」

「はあ……疲れた」

「響くんも今日結構振り回しちゃったね〜ごめんね」


てへって舌を出して笑う。これが小悪魔か。

さすがに俺もだいぶ疲れた。


「ねえ響くんってどこの学校通ってるの?」

「普通の都立高校ですよ」

「名前聞いてもいい?」

「ええ…なんか嫌です」

「え!?なんで!!」

「個人情報なので」

「むう……まあいいけど」

「じゃあ俺こっちなんで…」

「あ、うん!またね!」


比村さんに手を振り、自転車にまたがり、走り出す。

今日初めて話した比村さんは凄い人だ。

あれが俗に言うコミュ力オバケってやつだろう。

会話の主導権を握るトークスキル。

見ただけで人を虜にさせる表情、笑顔。

第一印象は満点だ。

別にいつもの作業と違った点はない。

いつもと変わらずただただ商品を並べ、客をもてなす。

そう。いつもと変わらない。

だが何故だろうかこんなに楽しかったのは。


「また一緒にできるといいな」


俺は家に帰って結構恥ずかしいと思ったのはこの時はまだ知らない。

そしてまた違うところで遭遇するとも…。


どうもこんにちはうぷ主です。

今回唐突にあげたくなってあげました。

いまはアイパッドにキーボードをつけて執筆しながら、自分のアイフォンでスクスタやってます。

メインが虹で楽しく見れてます。

そんなことどうでもよくてーーーー!!!!

今回のメインヒロインは年上の先輩キャラとなっております。

とりあえず元気な子そして人気者キャラをイメージしてます。

さあこれからどうなるんでしょうね

まあこのまま自然消滅って可能性もあるんですけどね〜

とりあえずまあ気分で執筆するんでよろしくお願いしますー!

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