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あとがき
本作品を、最後まで読んで頂きありがとうございました。通信手段が現代とはまるで違う時代背景を書きながら思った事は、スマホやパソコンがあれば、一瞬で問題解決するのに、遠回りな事ばかりで苦労していたんだなと感じました。主人公[近本幸四郎]のように正義感溢れる生き方に憧れながら、一方で融通の効かない頑固さにやきもきしながら書かせていただきました。作品を通して、人間関係の形成は年代問わず、相手を思いやる事から成り立っていくものだと、時代は代わっても不変的なものだと感じました。
今後も新たな物語を更新していきたいと思っているので、どうぞよろしくお願いします。
稲田心楽