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なんで? と彼は思った('Д')

投稿が遅れて申し訳ありませんでした!

今夜こそは投下したいと思います。

作戦名が意味不明だったが詳しく話を聞くと意外にしっくりする名前だったのに驚いた。


 けれど作戦内容についてはやはり頭がイカレているとしか思えなかった。というか、こいつはなにを思ってこんなことを思いついたんだろう。


 あれか、おれが嫌いなのか。


『どうでしょうか?』


 不安そうな声音になんと答えていいのかわからなくなる。


 とりあえずルシエルに振ることにした。


「どう思う?」


『…んー。さて、どうかしらねー』


 ルシエルはどこか気の抜けた返事しかしない。それについて指摘しようと思ったが、やめた。


 本人は言わないが、たぶんおれが今やっている移動方法はルシエルに少なからず負担をかけている。


 当たり前だ。自分の肉体をのばしたり、縮めたりなんて普通はできないことをやっている。それ相応の代償があるんだろう。


 なら、決めるのはおれ一人だ。


 …まぁ、なら答えは一つか。


「乗った。頼むぞ、スカーレット」


『はいっ!』


 おれの言葉に勢いよく返事をするスカーレット。方針が決まれば後はすべきことをすればいいだけだ。


 手甲を延ばし、戦車からさらに距離をとる。延ばせば延ばすほど手甲は伸縮力が増し、引き寄せる速度がどんどん上がっていく。


 なのに、その後をぴったりと戦車がついてくるもんだから堪らない。常に主砲を意識していたが、不自然なほどまで発射しないのが気になった。


 使えないのか、それとも一発でしとめるつもりなのか。


 たぶん後者だ。


 側面に設置された銃からは無数の弾丸が飛んできた。弾丸の補充は十分。これだけ動いてもエンストする雰囲気のかけられもないってことは燃料も十分にあるはずだ。


 その状況で主砲が使えないなんてことがあるはずもない。使う素振りすらなかったって時点で、止めを刺すために温存しているとみた。


 こうして大人しく追いかけているのも、おれの消耗を狙っているはず。


 なら、今のうちに作戦を進めればいい。


 と。


『人の子よ』

 

 そんなあり得ない声が響いた。

 

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