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神様って自分勝手と彼は思った('Д')

投下が遅れて申し訳ありませんでした!

明日はこれまでと同じように投稿したいと思います。

 

「ワシじゃッ!」


 大和田さんとマホちゃんに連れられて小白川ダンジョンに来たところ、クソガキに会った。


 嫌な予感はしてたんだ。


 初っ端に通された絡繰り人形の部屋で待ちかまえていたクソガキは相変わらず生意気そのものの態度で腕を組んで、おれを見下ろしている。


 目線が上なのは宙に浮いているからだ。


「またお前か」


「またとはなんじゃ。まだ二度目じゃぞ?」


 十分腹一杯だよ。


 なんだか妙に疲れを感じた。


 このクソガキを見てあの惨状を思い出したのも原因かもしれない。正直、二度と顔を合わせたくもなかった。


 無理だとはわかっていたが。


「はいはい。また会えて良かったよ。で、神託を下さったんだろ? とっとモンスターを倒せばいいんだっけか」


「そうじゃ。その単純さが大事なんじゃ。グチグチ文句を垂れる奴はいかん。ワシへの態度が軽すぎ

るがその点は勘弁してやろう」


「そいつはありがとう」


「ありがとうございます、じゃ」


 このクソガキ。


 見た目幼女じゃ威厳もくそもない。愛らしいとはかけ離れた生意気な態度も相まってブチギレそうになった。


「スワ様」


 大和田さんが初めて口をきいた。


 そう思って視線を向けると、


「げ」


 何故か、頭を下げている。


 というか、土下座そのものだった。マホちゃんも同じような姿勢をしている。


 薄暗い室内だったから気づかなかったが、なんだかこのクソガキが急に遠い存在になった気がする。


「なんじゃ」


「恐れながら申し上げます。此度の神託を承らせていただき大変光栄に思っております。私のような若輩者には名誉であり」


「長い。というか、お主はいつも他人行儀すぎる。こやつを見習え」


「はい。では、単刀直入に」


 しれっと立ち上がる大和田さん。


 幼女に対して頭を下げたことに恥もなにも感じていない。もちろん、敬意も感じていないようだった。


 なんというか何を考えているのかわからないタイプか。


 家にいる時から薄々感じていたが、こうやって場の雰囲気が変われば、その人となりもわかってくる。


「今回の神託で討伐する対象を教えていただけないのは何故ですか? それでは私達もどうすればいいのかわかりませんが」


 そう、大和田さんがもらった(?)神託には何を討伐すればいいのか伝えられていなかった。


 とりあえず現場に行けばわかるという行き当たりばったりの方針でここまで来たのだ。

 

 それについてはおれ達もここに来る直前に教えてもらったばかりである。そういうとこが油断ならない人なのだ。

 

「なんじゃ、そんなことか」


「まだ生まれておらんからな。教えることもできんじゃろ」

 

 なんだそりゃ。


 

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