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二つの幻想郷  作者: 月見草クロス
三章 万象の魔少年と漆黒の剣士
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術式四十八斬 色で染め上げて

紅葉編!!紅葉は可愛く強いのだ!!


前回のあらすじ ゆづきの勝利!!

ヒカリ「私に勝つ気なの?」


紅葉「はい。そうですが?」


ヒカリ「…………へぇ、勝つほどの作戦があるのね?あなたの切り札は何?さっきのじゅーにきゅーうぇぽんも凄かったから楽しませてよ」


紅葉「楽しめるかは分かりませんよ?私は今まで使えるのに使ってきませんでしたから」


ヒカリ「…………………なんで?」


なんでと言われると少し難しい。

まだまだ未熟でコントロールするのが大変だから、もしものことがあってみんなを傷つけたり、敵を殺してしまうかもしれないと思っていたのだ。


紅葉「私は訓練してきた…………自信を持つ!!」


自分に言い聞かせるように言う。

霊夢さんはよく言っていたがこういうことはフィーリングなのだ。緊張したり焦ったりすれば失敗してしまう。


ヒカリ「来なさいよ!!」


紅葉「……………行くよ、霊夢さん。私の本気、天国からでも地獄からでも見ててください」


きっと見ててくれるはずだから。



「怒りの赤」



地面を赤く染めあげていく。


ヒカリ「なにこれ?」


すると赤色から次々に火が上がる。


紅葉「私の能力、『色で染める程度の能力』は地味に聞こえますが染めた色によって多くの効果を発揮するんです」


ヒカリ「っ!?『太衝』!!」


なんとヒカリは衝撃波を出し、その勢いで火を吹き飛ばした。


紅葉「次はこれです。涙の青!!」


すると次は雨が降り出す。


ヒカリ「きゃっ!?雨!!」


紅葉「思った通り、太陽に仕えるだけあって雨は苦手ですか」


ヒカリ「くっ!!『お日様サンサン』!!」


次は無理矢理天気を晴れにしてきた。雨もすぐに蒸発するほどの暑さだ!!


紅葉「くっ!?」


暑い!?肌が焼ける!?

気づけば肌が軽く火傷をし始めていた。


紅葉「生命の黄緑!!」


自分の体を染めて、火傷を治そうと努力するが暑さの原因がある限り限界がある。


紅葉(この熱はどこから…………)


うっ…………息が苦しい。

空気まで暑いらしく一回息を吸うだけで喉が焼ききれそうだ。


紅葉「流しの水!!」


私の立っている地面を広範囲、水色にしてその地面を一気に水に変換し、小型プールを作る。


ヒカリ「そんなことしても蒸発させる!!」


紅葉「隠しの白と隠しの白で白銀の白!!」


ほとんど蒸発しかけていたプールに次は雪を降らせる。


やっぱり時間稼ぎ程度にしかならない。どうにかしないと!!


ヒカリ「そろそろ火力上げるよー」


ヒカリの方を見ると目が焼けそうになる。


おや、待てよ。目が焼けそうになるってことはあっちに暑さの原因があるってことだ。いや、彼女自身かもしれない!?

でも迷ってられない。とにかくあっちにあるんだ。


そろそろ息が限界だ。


紅葉「生命の黄緑!!生命の黄緑!!」


私は色を重ねて効果を上げ、突撃する。

危険だけどこれしかない!!


ヒカリ「うそっ!?」


紅葉「隠しの白!!」


体が焼けそうになる前に何とかヒカリの周りを白く染め上げられた。

すると暑さは消えた。


紅葉「ガハッ…………あ、危なかった…………」


あと少し判断が遅かったら死んでたな…………


でも次も問題だ。

隠しの白はそこにあるものを隠す。

すなわち、まだヒカリも暑さの原因もあるという状態なのだ。

現れの黒で染めれば打ち消しあってヒカリ達が出てくるはずだがそれでは解決にならない。


このまま、隠しの白の範囲外にヒカリが来るのを待ってもいいけど彼女は戦闘に関してだけはかなり頭が切れると考えられる。となればこのまま出てこない確率が高い。


……………そうだ!!あれならあの暑さでも溶けないかもしれない!!

あれで白の周りを覆ったままなら暑さがこっちに来る前に1番の大技で仕留めればいい!!


紅葉「ふぅ……………いきます!!隠しの白!!涙の青!!現しの黒!!合わせれば頑固な銀色!!」


白の周りを銀色で囲う。


紅葉「次!!現れの黒!!」


………変化がない。だけどかなり暑くなった。

しかし銀色は溶けない。それもそのはずあれはチタン。融点がかなり高いのだ!!

でも暑いということは中でひかりと原因が現れたんだ!!


次の瞬間、銀色は砕け散った。


ヒカリ「このまま焼き殺す!!」


また殺人的に暑くなるがまだ残っていた黄緑で傷は浅い。


紅葉「十二色。全て合わされば自由の虹となる…………」


ヒカリの周り………………いや、私の周囲も全て虹色で染まる。


ヒカリ「焼けちまぇぇぇぇ!!」


紅葉「くらえ!!」


すると虹色は大きな爆発を起こした。

爆発はもう花火と言った方がいいように美しい。


虹色は傷つけるが癒すこともできる、両刀の色。

多分、この爆発で気絶して邪な感情は消えたはずだ。


「あぁぁぁぁぁ!!!」


紅葉「!?」


次の瞬間、ヒカリが考えられないほどの弾幕を放ってくる。

今までの技じゃ防げない。見たら私には分かった。


紅葉(どうする!!この範囲ならかわせない!!色で…………いや、間に合わない!!)


『そういう時は単純よ!!』


昔、言われたことがふと思い出された。


紅葉(私の目標はいつまで経っても同じなんだから!!)


私は訓練してきて唯一、成功しなかった博麗の技、最後の一つを使う。


「『そういう時は力で押すまで!!』」


大量の弾幕が目の前に迫っている。


紅葉「食らってください!!私は本番に強いんです!!博麗最終奥義!!『無想天生』!!」



そして弾幕はすり抜けた。


無双天生は万物から自分という存在が浮くのだ。

簡単に言えば見えるのに何も出来ない。

そしてこっちは一方的に強力な弾幕を放てる!!


ヒカリ「!?」


紅葉「はぁっ!!」


次はヒカリが強力な弾幕が迫る。


ヒカリ「これで最後!!『天地を焦がす光』!!」


ヒカリの周囲に光が降り注ぎ無双天生が掻き消される、

えっ!?あの無双天生を相殺してきた!?


紅葉「……………これで最後です!!」


ヒカリ「私は死ぬわけにはいかないの!!ユキに『感情を作ってあげる』って約束したから!!」


紅葉「殺しはしません!!ただ気絶されるだけです!!『虹色の大地』!!」


そして地面に残っていた虹色から上向きの光線が放たれ、かわすことも出来なかったヒカリはその場で気絶した。


紅葉「見ててくれましたかね?まぁ、私の目標のしつこさは異常ですし見てますよね」


きっといつか会えると信じて、私は虹色で染まった大地………………虹色の大地に立つ。

霊夢はいつまでも紅葉の目標であこがれなんですよね。魔理沙と同じくらい霊夢のことを信じていた紅葉だったからこそこんな強いんですよ。

紅葉「私はまだまだ強くなりますが?これからですよ」

ヨミヤ「いや、充分俺より強いだろ」

ゆづき「無双天生使われたら勝ち目ねぇ…………」

あの技はチート。

さて次回は………雷沙?レモン?お楽しみに!!

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