術式四 医者の理由とお泊まりと
やっとヒロインがやっと分かるのさ。が、多分予想できるという…
前回のあらすじ 泊まっていきません?
水「…という訳なんだ」
ただ今キリヤと連絡をとっている。そして泊まることを説明したばかりなのだ。
キリヤ「まぁ、大丈夫だ。そっちこそ気を付けろよ」
水「分かった」
そう言うと連絡魔術をきった。
水「ハァァァァ…」
早苗「そんなに大きいため息つかなくても…」
水「さて、ご飯でも作りますかね。いつもより一人多いけど食材足りる?」
早苗「大丈夫です。今日は神奈子様居ませんから。あ、私が作りますよ」
水「あ、そうなんだ。じゃあ、よろしく」
もう堅苦しい口調は嫌なので崩した。いいよね?
水「さて…諏訪子さんの様子見に行こう」
~少年移動中~
流石に神相手に口調崩すのは心配……一応、気を付けよう。
水「諏訪子さん?入りますよ?」
諏訪子「入っていいよ」
元気な返事が聞こえた。
水「どうも。大分、元気になりましたね」
諏訪子「そうだね。お陰さまで」
水「アハハ、それはどうも」
二人でこんな感じの会話をしていると早苗さんがやってきた。
早苗「出ましたよー。諏訪子様も、来れますか?」
諏訪子「私も行くよ。水、行くよ」
水「はい、そうしましょうか」
~少年少女移動中~
早苗「水さんは、何で医者になったんですか?」
夕食途中、僕がよく言われる質問をされた。
水「昔、ある医者に命を救われたんだ。二歳のころ、既に親はいなかった…でもそんな僕も救ってくれた医者になりたいって思ったんだ。でも、今は人里の色んな家に泊めてもらう生活だけど…」
ちなみに、医者仲間のキリヤもだと付け加えた。
諏訪子「大変だねぇ…」
早苗「本当にそうですね…」
二人とも心配してくれている。嬉しいことだ。
諏訪子「なら、今日は手間がはぶけたってこと?よかったね」
笑顔で言われて僕も思わず頬を緩めてしまう。
………あれ?早苗さんが凄い悪い顔してる……なんで?
早苗「…………諏訪子様。食べ終わったなら部屋に戻っていてください」
諏訪子「は~~い」
ご飯をいち早く食べ終えた諏訪子さんは、部屋に戻っていった。
水「で、なんですか?早苗さ…」
早苗「単刀直入に聞きます」
水「…………はい…………」
早苗は、僕の声を遮ってきた。まぁ、それはいいがずっと早苗さんがニヤニヤしてるのが気になる。これは…また嫌な予感が!!とにかく水(ドリンクの方)を飲んで少しでもマイナスな気持ちを減らさなければ…
早苗「水さんは、諏訪子様のことが好きなんですか?」
僕は、思わず水を吹き出してしまった…………
黒刃「こっちの方が先にヒロインがわかりました」
諏訪子「予想ついてたよね?」
水「誰かが読んでれば……ね」
…………解せぬ……………
文「次回は黒記!!お楽しみにっ!!」