術式三十六 万象の魔少年
3章は一つの話で完結の少し短い話です!!
(あらすじは章を跨いだのでありません)
マリア「……………新しい本が来てるわね」
パチュリー「結構面白いことが書いてる本よ。異世界から降ってきた本らしいんだけど…………」
マリア「そうなんですね」
私はその一言を最後に本の世界に潜り込む。
『他の次元に同じ人がいる世界があることはご存知だろうか?』
たしか、別の自分がどこかで生きている…………とかだった気がする。
『我々、幻想郷の住民も例外ではなく、幻想郷はいくつも存在する』
ふむ………………この本。他の幻想郷の人が書いたものなのね。
『その中でもある二つの幻想郷が深く関わりを持っている』
なるほどね。たしかに面白そうな本。
『一つ目は漆黒の剣士の住む幻想郷。その幻想郷には無限界の吸血鬼、狂気の狼、作成の天才』
そんなのがいる幻想郷あるのね。
『二つ目の世界は万象の魔少年の住む幻想郷』
万象の魔少年?
……………いや、まさかね。
『その幻想郷には六力の従者、雷撃の魔法使い、色使いの巫女、弾幕の従者、本好きの魔女、それに半眼の青年』
やっぱりこれこの幻想郷よね。
でも半眼の青年って誰かしらね?
そして漆黒の剣士がいる幻想郷との関係って……………
水「ふんふんふーん」
仕事も休みをもらい、たまには一人で散歩だ。
なんか綺麗な花畑だなぁ…………
「誰かしら?」
水「こっちこそ。今、散歩中だからあとにしてくれる?」
「私のテリトリーに入った時点で……………水?」
水「あ、幽香さんか」
風見幽香
花畑の番人であり管理者みたいな人。もちろん美人だけど紅葉や魔理沙とは違って、魔性の美かな?
幽香「久しぶりね…………」
水「いつぶりですか?」
幽香「さとり達と遊びに来た時じゃない?」
水「多分そうですねー」
幽香さんとは昔、戦ったんだけど、圧勝してしまって侵入OKをもらい、よく花畑には来ていたんだけどもう百年くらい来てなかった。
幽香「あ、そういえば異世界人が来てるらしいわよ」
水「異世界人?」
幽香「正確にはもう一つの幻想郷からの来訪者かしら?」
もう一つの幻想郷という言葉が気にかかったが、会いに行けば分かるかもしれない。それにその異世界人は紫さんの所らしいし問題ないね。
水「おじゃましまーす」
橙「あ、水様!!お久しぶりです!!」
あ、橙か。
最近、あんまり見てなかったな。
「おひさー」
後ろから懐かしい声がした。
水「あぁ、ゆづき。久しぶり」
彼は古明地ゆづき。さとりの弟でこいしの兄だ。
こいつは心の奥底は読めないものの軽く心を読む。ちなみに第三の目は半分しか開いてない。
橙「藍様!!水様とゆづき様が来ました!!」
藍「ん?水が?それにゆづきも?久しぶりかな」
水「あまり変わりないようで」
藍「紫様のところに異世界人はいる。連れていくよ」
何となく堅苦しい喋り方も全く変わってないな。
そこで出会う、彼が……………そう。
何もかもの真の始まりだった。
三章ついに始動!!
水「そして話を見るからについに!!」
この作品の最も重要でやりたかった話が始まります!!
マリア「やったぁ!!出番!!」
今回で出番終わりかも
マリア「おい!?」
では、次回もよろしく~!!
マリア「逃げるなぁ!!というか怒られて逃げるネタ使い回すなぁ!!」




