術式二十七 魔力
遅れてすいません!!受験勉強が忙しくて仕方ないんです。すいません…………
前回のあらすじ 部屋をもらった水くん
水「あんまりまともに見に来たことなかったけど大図書館でかいね!!」
水はあまりにも暇だったので前、フランと決戦をした大図書館に来ている。
マリア「あ、水。こんにちは」
挨拶をしてくれるのだが感情は籠っておらず目線もずっと本だ。
マリアは話し相手にならないな。しょうがない。パチェリーさんを探すか。
パチェ「呼んだ?」
水「今、呼ぼうとしてました」
探す手間はどうやら省けたようだ。
パチェ「で、何の用よ?」
水「暇だったのでパチェリーさんと話に来ました」
パチェ「パチェリー?私、パチュリーなんだけど」
水「知ってますよ。ただのあだ名とでも思っててください」
人と話すのがあまり得意じゃなかった僕は時々、人に愛称を作って呼ぶようにしている。すると不思議と緊張しにくくなるのでつい癖でパチュリーと愛称をつけてしまった。
パチェ「水って魔法は得意なのよね?」
水「ま、まぁ、はい。接近戦も強化魔法に頼るくらいです」
パチェ「ふむぅ…………折角だからその才能を計らせてもらっていいかしら?」
水「あぁ、問題ないですよ」
正直、魔法に関しては自信がある。幾度となく使ってきたけど実は魔力切れを起こしたことがなく、強化魔法を使い続けられるので接近戦でもなんとかやっていけているのだ。
パチェ「ちょっと待って。詳しく計りたいから魔導書を持ってくるわ」
水「あ、はい」
待ってる間暇なので本を取って読んでみることにした。
水「なにこれ?」
本の題名は絶望の箱。おそらくあの有名なパンドラの話だろうか?
しかし本を読んでいくと聞いたことの無いことが書いてあった。
『パンドラの子孫はまだ世界に存在しており片方はパンドラの箱を未だに所持し、その箱に今も絶望が貯まっていっている。もう片方は死んだと言われているが本当は生きている』
ラストはどうにかならないのかな?この本は何で生きていると断定するんだろう?
パチェ「準備OKよ。水、来なさい」
とにかく、今はそのことは置いといて魔力を計ってもらおう。
パチェ「まず、属性の適性を計るからこの魔導書に手を置いてみて、魔力を少し流してみて頂戴」
水「はい。分かりました」
言われた通りに魔力を少し流す。
水「やりました」
パチェ「ふむ…………やっぱり凄いわね。全属性適性ね。なかでも水属性は素晴らしいわね」
ちなみにここでは火、水、草等々、大量に属性が存在する。特に光は皆、基本簡単に使えて強力になるとマスパみたいにレーザーにしたりもできる。
パチェ「それより気になるのは魔力量ね。あの杖を二本同時使用ができるんだから相当すごいはずよ」
水「また魔導書ですか?」
パチェ「いや、このくらい私ならできるわ。ちょっと失礼」
パチェリーさんは僕のでこに手を当てて目を瞑った。
このくらいで少し恥ずかしがるのは僕だけなのだろうか?
しばらくするとパチェリーさんは困ったような顔をして目を開けた。
パチェ「あなた、魔力多すぎて指じゃ無理みたい。もう一回失礼」
すると次は僕のでこにパチェリーさんのでこをあててきた。
息がかかるほど近かったので一瞬意識が飛びそうになったけどなんとか踏みとどまった。
パチェ「……………ダメね。しょうがない。マリア!!」
マリア「はいはい、パチュリーさん。こいつの魔力を計ればいいんですよね?」
パチェ「うん、よろしくね」
マリアはすぐにこちらを向いてでこに手を当てようとするけど届かない。
マリア「届きません!!」
水「僕も小さい方なんだけど……………大丈夫?」
パチェ「まぁ、マリア、身長100cmいってないし」
水「うそん!?」
マリア「うるさーーい!!」
地団駄踏んで怒りながら魔力で少し浮いてでこにでこをあててきた。
なに?これ流行ってんの!?あと少しくらい恥じらいを持とうよ!?
マリア「………………むぅ」
パチェ「どうしたの?」
マリア「こいつホントにどうやってこんなに魔力を手に入れたのよ!!」
水「えぇ!?そんなに!?」
マリア「えぇ。ヤバいわ。何か改造でも受けたの?」
水「……………………」
マリア「……………何かあったのね。ま、言いたくないなら良いわ」
その心遣いに感謝した。
まだ、この事について話す時じゃない。
あの日の事はまだ、誰にも言ってはいけないのだ。
そう思いつつお礼を言い、大図書館を去るのだった。
黒刃「主、大丈夫か?」
心配してくれるんだ。実は来週、火曜が一回目の受験で願書書きやら勉強やらで忙がしくてまじはげそう。
水「まぁ、ほどほどに頑張れ。あと主、髪多いだろ」
髪は確かに多いね。あ、あとこれからもこのくらいのペースで投稿になると思います。そこをどうかよろしくお願いします。そしてなんと1500pv突破してました!!ありがとうございます!!
クロス「皆、ありがとな!!そして次回もよろしく!!」




