第二十四斬 復讐に囚われた正義
今回は少しシリアス回です。
前回のあらすじ べリアル、降臨!!
黒刃視点
黒刃「ベリアルか。お前は何のために魔理沙を操ってこんな真似をした?」
ベリアル「ただ、俺が来たと言うことの見せしめさ。何がおかしい?」
その言葉と気絶してしまった魔理沙を見て少しキレた。
黒刃「お前………ならこの異変もお前の仕業か」
ベリアル「いや、違う。だが、異変の主犯はもう倒してある。ま、半殺しだがな」
霊夢「あんたね…………黙って聞いていれば人の命を弄ぶ様なことばかりね。魔理沙のこともあるしここで退治してあげるわ」
その霊夢の言葉にベリアルは大声で笑った。
ベリアル「俺を殺す?ハハハハハハハハハハッ!!笑わせるな。お前らじゃ無理だ」
しかし、ベリアルは突然笑うのを止めて、こう言った。
ベリアル「こいつ以外は…………な」
次の瞬間、閃光のように何かがべリアルに飛び込んでいった。
クロス「べリアル!!遂に見つけたぞ!!」
クロスだった。無敗だった俺を唯一、完封なきまで叩き潰したクロスキラスカーレットだった。
べリアル「お前は………400年前のあのチビか」
クロス「そうだ。だからこそお前をぶっ潰しに来た」
べリアル「面白い。やってみろ!!」
べリアルが挑発的な目をクロスに向ける。
クロス「いくぞ。阿修羅刀。『無限斬』」
クロスは目にも止まらぬ速さでべリアルに近づきを斬り刻もうとした。
しかし、その内の一発もべリアルには当たっていなかった。
クロス「ふ、流石。なかなかやるな」
べリアル「あぁ、あの頃の雑魚と同じとは思えないな」
一見、なんとへんてつもない会話だったのだが突然、クロスが叫んだ。
クロス「あのときの俺は、俺じゃない!!」
べリアル「そうかもな。でもホントは現実に背を向けているんだろう?」
クロス「う………………」
その言葉に次は顔を少しひきらせた。
べリアル「あの日のお前と今のお前は同じだ。たとえあの頃から逃げようとしても無駄だ」
クロス「あぐ……………」
そう言いわれつつべリアルに蹴り飛ばされたクロスは力なく倒れこんだ。
べリアル「お前のせいでアイツが死んだって現実は変わらないんだよ!!」
クロス「うぅ……………あぅ………………」
次は泣きそうな顔でへなへなと座り込んでしまった。
べリアル「お前には戦うより精神的攻撃が聞くな。レジラさん?」
クロス「……や……………め…………て…………」
なんといつものクロスのような「やめろ」ではなく「やめて」と彼は言った。
べリアル「ふ、今回はそろそろ閉幕だな。さらばだ!!」
クロス「…………………………」
べリアルが逃げていった後を彼は無言で見ていた。
なんと声を掛けるべきか迷った。
黒刃「…………………クロス、大丈夫か?」
すると次は俺にくっついて泣き出した。
クロス「ウグッ…………ヒグッ…………」
そして彼は紅魔館に帰るまで泣き止むことはなかった。
なんか、ほのぼのの後にこの話となると気が思い………
黒刃「だな………」
水「そういえば主!!最近、ハーメルンでも投稿を始めたんだって?」
そうそう。二つの幻想郷ではなく東方世界樹という東方以外の要素を大量に含んだのを書いています!!そちらもどうかよろしく!!
キリヤ「そして次回もよろしく!」




