表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二つの幻想郷  作者: 月見草クロス
番外編 他世界旅行記
101/101

他世界旅行記!! Part2

番外編では黒白は書かなくても分かるから書いてません。ご了承ください。

あと今回はある意味頑張りました。深夜に書いたからねしょうがないね。

水「とーちゃーく」


相変わらず好奇心が疼いている時は幼稚対抗している気がする相棒の声と共にスキマの不気味な空間を抜け、光が溢れる場所にやってきた。

目が眩んだ。

スキマの中が暗いものだから目が少しビックリしたようだ。


キリヤ「っと……ここが他の世界……か」


見渡す限り、何も無い空き地で人気がない。


クロス「お、みんな服装見てみろよ」


クロスが言ったのでみんな一斉に自分の服装を見ると……いつものファンタジー感のある服装からTシャツ姿になっていた。紫がこの世界の服装にあうように手を回してくれたらしいな。


レミリア「あら、これ結構可愛いわね」


キリヤ「そだな、紫のやつセンスがある」


レミリア「素直に褒めるなんて珍しい。どうしたの?頭でも痛い?」


キリヤ「……褒めなきゃよかったよ……」


レミリア「ちょっ……ごめんって!!」


相変わらずカリスマ感を一切感じないレミリアはいつもの服装から一変してカジュアルになっているのは分かるのだが、俺には服の種類とか全く分からない(作者の叫び)


諏訪子「にしても……ここ人気ないねぇ」


水「人がいる所に出たら、『突然変なところから人が!?』ってなるからだよ」


と、実は大して服装が変わってない相棒が言う。まぁこいつ元々パーカーしか着てなかったしなぁ。


紅葉「とりあえず……人気のある場所まで行ってみましょうか。ここは多分沖縄の中でも海に面している方だとは思いますし、少し行けば海が見えるかもですよ」


さとり「そうね……行ってみましょう」


確かに今回のメインの目的だったのは海だ。俺も結構気になっていたんだ。




人気のない場所を抜けるとそこはなんかよく分からないものが高速で通り過ぎていく所に来た。


水「みんなー、これが道路!!で、さっきから走ってるのは車っていって、まぁぶつかったら警察にお世話になるから気をつけろー!!」


フラン「はーい!!けいさつってー?」


クロス「警察は悪さをした人や事故を取り締まったりするんだ。俺達は車如きじゃ死なないし怪我もしないだろうけど、それはそれでかなり怪しまれる。気をつけろ」


フラン「はーい」


うーむ、この世界の知識をもう少し入れてくるべきだった。これは水とクロス、そして他世界の知識も豊富だというさとり、霊夢、紅葉とはぐれたらどうしようもないぞ。


キリヤ「というか……このどうろ?の奥のやつが海じゃないか?」


水「え?見えるの?僕、あの壁のせいで見えないー」


霊夢「鋭いわねキリヤ。その通りよ」


相棒は相変わらず背が足りないので見えてないらしいが、あれが海で間違いないらしい。


水「そーとなれば渡って見に行こー!!」


そう言うと車も丁度通らないタイミングが来たので出来る限り急いで、道路の反対側へ急いだ。




見ると一面には青、青、青。

吸血鬼である俺からすれば少し酷な環境だな。


まぁ、これが海というやつらしい。


こいし「これが海ー?」


水「そうだねー、海だー!!」


んー……水はいつもはもっと大人びてる感あったんだがな……好奇心には勝てないのか。フランやこいしと同レベルになってるぞ。


魔理沙「うへー……これは凄いのぜ」


文「そーですねぇ……ここまで果ての見えない湖は見たことないです……」


椛「私達がいつも見てたものとは広さが違いますからね……千里眼でも果てが見えません」


みんな、かなり興味津々で海に魅入っているが周りを見ると……どうやらここはビーチ的な感じで泳ぐことも出来るらしい。というか、周りにはまぁまぁな数の建物がある。何が出来るかと気になったので千里眼で見てみると……どうやら、割となんでも出来そうだ。情報量が多すぎて千里眼で見てもイマイチ分からなかった。


フラン「というか!!私泳ぎたい!!」


クロス「一応、後でプライベートビーチ付きのホテル取ってるから明日も遊べるけど……」


フラン「何回遊んでもいいでしょ!!」


キリヤ「いいけどさ……作者がビーチのシーン何回も書ききれねぇ気も……」


水「まぁ、過労死してもらうとして、一生できない体験だろうし、いいんじゃないかなー」


んー……なんかメタさを感じたがそれは無視するとして……ついでに作者の心が折れる音が聞こえたが気にしないとして……


クロス「……まぁ、どーせ今からやることなかったし、いいんじゃないか?ただ俺は車をレンタルする必要があるから、こっちは頼んだぞ黒刃」


黒刃「まぁ、今日は準備期間みたいな感じで自由時間多くしてたし、お前も車取れたら遊びに来いよ」


クロス「分かってるよ、じゃー、さっさと終わらせてくる」




クロスはそう言うとさっきの人気のない場所に向かっていった。スキマで移動するつもりだろう。


早苗(白)「とりあえず着替えないとですよね……更衣室ってどこなんでしょうか」


椛「待ってくださいねー……あ、ありました。あっちみたいです」


椛の能力が便利なおかげで更衣室が早く見つかり、一旦男女別れて、着替えることになった……




正直なことを言おう。水はそんなこと気にしてないだろうが、水着ってさ……まぁ察してくれ。


黒刃「まぁ、気持ちは分かるキリヤ。クロスも多分分かってくれてるけど、今居ないしなぁ」


水「?」


おっと、純粋無垢な相棒に変なことを話してはダメだ。黒刃と話をしたい気もするが相棒はそういうのダメなんだ。そういうの話すと気絶するようなやつなんだ。気を遣わねば。


黒刃「お前も大変だな……」


キリヤ「……言うな」


ちなみにこの会話、パラソルの下でしている。


キリヤ「というか水は泳ぎに行かないのか?」


水「キリヤこそ」


キリヤ「いや、元より泳ぐの得意じゃないし、レミリアここにいるし」


チラッと横のパラソルを見ると、レミリアが1人で悠々とくつろいでいる。頭にはサングラスをかけて、目をつぶってのんびりしてらっしゃる。


水「あーね、じゃー、黒刃行くー?」


黒刃「んー……そーだな。お前のことを見てないとなんか怖いし……」


水「そーいうこと言ってると、幻想郷戻ったあと知らないよ?」


そんなこと言ってるが、今、水は気分ウキウキだろうし、殺気はこもってない。


黒刃「ほら行くぞ」


水「はーい」


水は黒刃に連れられて海の方に向かっていった。




「おー、嬢ちゃん達だけか?」


霊夢「……何よこいつら」


私達は少し面倒な人達に絡まれていました。

これは……ナンパと言うやつ……でしょうか?


魔理沙「連れなら沢山いるぜー」


「男はいるのか?」


「いるわバカ」


ナンパ男の後ろから声がした。

どうやら、水さんが助けに来たらしい……けど


「んだこのガキ」


水「ガキだとー!!コノヤロー!!」


……この通り、水さんはどー見てもガキなのでこのザマだ。


「こんなガキは置いといて……嬢ちゃん達俺達と来ねー?」


やっぱりナンパですね……面倒な……黒刃さん呼んだ方が…


霊夢「あんたみたいな奴には興味ないの、どっか行きなさい」


「んなこと言わないでよー」


霊夢「……あのね、まずそうやって知らない女に声かけてタブラかそうとしてる時点で、人生負けてんのよ。なに?私達が可愛いからって、興奮したわけ?」


紅葉「いや霊夢さん言い過ぎ……」


「っ……なんだよお前!?ふざけてんの……」


高圧的な態度を取ろうとした男の首元に霊夢さんはサッと指を当てた。


霊夢「あなた、私に勝てると思ってるの?」


ここの世界の人間では出せない、本当の『殺気』に男はビビったのか声も出せずに一目散にかけて行った。


水「さ…流石霊夢……」


魔理沙「やりすぎな気がするのぜ」


紅葉「まぁ……何とかなりましたしいいんじゃないですかね?」


まぁ、男の人は少し可哀想な気がしますけど……自業自得ですよね?




文「サーフィンって楽しいですねー!!」


黒刃「お前上手すぎるだろ!?どうやってんだよ!!」


俺は文達に誘われてサーフィンをしていたんだが……難しい!!ホントにこれ難しいんだよ!!まずこんな不安定な板の上でバランスとれってのが無茶なんだよ!!


椛「私もイマイチです……」


黒刃「だよな!!あいつがおかしいんだよな!!」


文ってホントにこういう所器用なんだ。正直、おかしいと思う。


文「いい景色ですねー!!是非とも写真に……」


水着姿でも、欠かさず持っていたカメラ(防水性)でサーフィンしながらパシャパシャ写真を撮っている。

ここでも新聞記者……いや、最近気づいたが、あいつのやってる事パパラッチに近いような……いや、気にしちゃダメだ。


文「ほーら、二人ともー、こっち向いてくだーい」


椛「ちょ、ちょっと!!一応、水着姿なんですし取らないで貰えます!?」


文「なんですかー?そんなにやですかー?スタイル自信ないんですかー」


黒刃「いやお前らなぁ」


話が危なくなってきた気がする。主はこの手の話苦手らしいし、あんまりするのも……


椛「って!!そういう文さんはどうなんですか!!控えめじゃないですか?」


文「っ……今、胸のこと馬鹿にしましたね!?本気でキレますよ!!」


………確かに、椛の方が大きいけどさ。


黒刃「って!!おまえらそろそろ黙っとれ!!」


俺はバレない程度に水の動きを曲げてサーフボードで近づき、2人の頭をぶっ叩いてやった。




キリヤ「………なぁ、レミリア」


レミリア「……何かしら」


キリヤ「……思ってたより楽しいな」


レミリアに言われて、俺もくつろいでみたのだが、意外にものんびり出来て楽しい。このまま眠れそうだ。


レミリア「そうでしょ?」


チラッとレミリアを見ると紅い目でチラッとこっちを見ながらドヤ顔をしている。


キリヤ「にしても……フランは大丈夫なのか?」


レミリア「さとりがついてるし安心よ。私は泳ぎたくないの」


んー…なんかここまで来て泳がないのも損な気がするけどなぁ……


レミリア「まぁ、カリスマですし?こうやってのんびりしてこそってものよ」


キリヤ「……言ってるうちは?」


レミリア「……カリスマブレイク?」


キリヤ「うn…おぶあっ!?」


唐突に起き上がったレミリアの拳が俺の腹にめり込んだ。


キリヤ「めり込んだから!!痛てぇよ怪力野郎!!」


レミリア「誰が怪力ですって!!私はか弱い乙女よ!!」


キリヤ「拳で大木を折るようなやつが怪力じゃない訳ないよなぁ!!」


流石に痛かったので、声を荒らげて反撃する。


レミリア「むきー!!言ったわね!!ぶっ飛ばしてやるわ!!」


キリヤ「おー、来いよー」


「……何してんだバカップル」


ハッとして、声の主を探すと、そこには水着姿で呆れ顔をしていたクロスがいた。


クロス「車取ってきて、戻ってきたらこれだから……なんなんだよおまえら」


レミリア「キリヤが馬鹿にしてきたのよ!!」


クロス「ハイハイわかったわかった。ここは公共の場なんだ。そんな喧嘩してると目立つだろ?」


周りを見てみると、確かに視線がする。


レミリア「……はぁ、悪かったわ。ありがとうね」


キリヤ「ごめんな」


クロス「いいってことよー!!とりあえず俺も泳いでみるから行ってくる」


そしてクロスが行ったのを見届けた。


レミリア「……はぁ」


キリヤ「なぁ、レミリア?ホントは泳ぎたいんじゃないのか?」


レミリア「……なわけないでしょう?」


あー、こいつ、強がって泳がないようにしてるな。よーし、わかった。


キリヤ「まぁ、どーせスタイル自信ないからフラン達と居たくないんだろ?」


レミリア「違うわよ。私スタイル悪くないでしょ?」


キリヤ「圧倒的に足りてない」


レミリア「……はいはいそーですよー、私はどーせ貧乳ですよそれが何か」


今ので伝わってたのか。


キリヤ「いやー、でも最近太ってきてるって咲夜が心配してたからなぁ……」


レミリア「っ……あーもう!!分かったわよ!!行けばいいんでしょ行けば!!行くわよ!!」


レミリアは流石に分かってくれたのか、フラン達の元に走っていった。

さーて、俺も行くかー。あとさっきの発言は謝っとこう。




水「ボートなんて乗ってどーするのさ」


諏訪子「いいじゃん。浅瀬じゃなくて奥の海がどうなってるかも見たかったの」


ちなみに早苗さんは来たはいいが熱中症で今は医務室だ。僕も付き添おうとしたけど、現地の人が彼女さんと楽しんで来いって言うものだからこっちに来てしまった。


諏訪子「にしても……不思議ねー、こうやって大量の水があるのを見ると」


水「そーだね……ホントに世界は広いよ」


周りの人からすれば海を見たことがない変な人達の会話だが、実際そうだから許して欲しい。


諏訪子「というか、水は水着でもなーんも反応なしねー」


水「?」


諏訪子「あー、わかったから。そんな不思議そうな目で見ないでよ」


???


諏訪子「はぁ……私の彼氏はなんでこうも鈍感というか純粋というか……」


水「んー……そんなこと言われても……」


諏訪子「はいはい、水にははやい話だったわね…いや、一生かけても分からない話かもね」


ん……んー、わかんない。相棒なら分かるのだろうか。いや、分かるだろうなぁ。聞いとくべきだったよやっぱり。


諏訪子「……でも、物足りないなー……なんて」


水「……え?え?え?……」


諏訪子(困惑顔……ホントに分かってないみたい……ある意味凄い……)


???


諏訪子「はぁ」


水「何かわかんないけど、諏訪子はいつもどーり可愛いよ?」


諏訪子「……言って欲しいことは違うけど、照れるからやめてよ……」


えー……僕はどうすればいいんだ……ホント、こういうの慣れないとなぁ……




レミリア「波って、いいわね」


キリヤ「いいから早く入れよ!!何分待ってると思ってるんだよ!!」


レミリアは海の近くに来たものの、浮き輪を持ったまま入ってこない。俺はとっくにフラン達と泳いでいる。


フラン「おねーちゃんー。楽しいよー!!」


こいし「そーだよー!!早く来なよー!!」


フランとこいしもずっとこう言ってるんだがレミリアはビビって動いてこない。


キリヤ「……わかったよ。ちょっと待ってろ」


俺はレミリアの方に駆け寄ると手を取った。


キリヤ「ほら、行かないと一人ぼっちだぞ」


レミリア「ぅ…ぅぅぅ……」


キリヤ「もう!!入れば大丈夫だ!!行くぞ!!」


レミリア「え?ちょっ、いやっ!!」


もうレミリアのうじうじを見るのもあれだったので無理矢理手を引っ張り海に入れてやった。


レミリア「うわっ、ちょっと!!」


キリヤ「大丈夫だって、ほーら、海は湖と違って浮くし、浮き輪だってある」


レミリア「ぅぅぅ……怖い……」


レミリアはホントに怖いからか、顔が少し青くなっているが、余程のことをしないとして沈まないし大丈夫だろう。まだ浅瀬も近い。


レミリア「ぅぅぅぅ……」


レミリアは俺の手にピッタリくっついて離れなくなってしまった。普通なら当たってると言いたいがそれほどのものもない。


キリヤ「……レミリア、やっぱりのんびりするか?」


レミリア(コクコク)


キリヤ「……はぁ、わかった戻るぞ」


どうやらホントにダメみたいだし、これ以上はやめておこう……


さとり「すまないわね、キリヤ。あなたも泳ぎたかったんじゃない?」


キリヤ「大丈夫だ。とりあえず早くしないとレミリアがホントにやばそうだから行くな」


そうとだけ言って、レミリアを引っ張ってパラソルまで戻るのだった……無駄足だったよ……

今回はキリヤとレミリアメインでやりましたが、次回はフラン達か水と諏訪子に焦点を当てたいです。それではまたー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ