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自然の加護  作者: 相馬熊五郎
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精霊

困った…。

異世界召喚やらに巻き込まれて、この世界の勉強をしてたから忘れてた。


「腹減った…。」


おにぎりを食べて今日は持つけど、早急に食べ物は調達しないと。

水は神殿の横の泉があったから大丈夫そうだけど。


とりあえず木の実とか食べられそうなの探そう。


と思って扉を開けた瞬間小さな光が飛び込んできた。5つも。


「な、なんだぁ!?」


くるくると僕の周りを飛んでいる。

触れてみようと手を伸ばすと、手にじゃれる様にくるくると回り始めた。


「えっと確か精霊だっけ?なんか祝福をくれるって言われてる…」


正解!と言ってるように回っている速度が速くなった。


「何か祝福してくれるの?」


そういったら机の下にとんでいった。

追いかけてみるとそこには床下収納があった。


「こんなのあったんだな…気がつかなかった。」


精霊たちはその収納にあった七つの小さな宝石が埋め込まれているペンダントに飛び込んだ。

宝石から微かな光を放っていた。

ペンダント以外何も収納には隠されていなかった。


「つけとけってことかな?」


首からかける。

するとペンダントから光が出て、自分を中心に広がって行った。


「びっくりしたぁ…。何にも起こってないみたいだけど。」


いきなりどっかに飛ばされたりしなかったからいいか…。

この世界に転移してきたときも光に包まれたからね。


自分の身を見ても何も以上がなかった。

ただ小屋の台所の様子が変わっていた。


台所が中世のかまどとかだったのが、現代の日本の物になっていた。

トイレも水洗の物になっていた。


「これが、祝福かな?すごいなこれ」


ペンダントにお礼を言っておいた。


精霊ってすごいんだなぁ…。

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