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自然の加護  作者: 相馬熊五郎
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神殿

手紙にあるように、自分がいた所をまっすぐに進むとでかい樹があった。

樹の幹の一部に穴があり、その中に祭壇みたいなのがあった。


「これが神殿かな?」


真ん中に小さな祭壇があり、それを囲むように5つの支柱の上に赤、黄、青、緑、茶色の球体があった。

祭壇のには黒と白の球体がある。


「とりあえず、なんか神聖なところみたいだし挨拶しておこう。」


神様はいるのかわからないけど。

お賽銭はなさそうだし、祭壇のところに置いておくかな。


金平糖を少しとお金を置いて両手を合わせて目を閉じて祈る。


「平穏無事」を祈っておいた。

勇者一行が早く倒すまで平穏無事でいますようにと。


その後、神殿を出て、横道を進むと小屋があった。


一応ノックして返事がないか待ってみたがなかったのでノブを回してみる。

小屋にカギはかかっていなかった。


「失礼しまーす。」


恐る恐る入ってみると、ベッドに台所、机と本棚があるだけで生活感がない。

誰もいないし、置いてあるものは結構真新しい。


本棚にある本をとってみると知らない字で書かれているのになんとなく内容が分かった。


「うお!?加護ってやつかな?なんか奇妙な感覚…」


世界の基本の情報という本を読んでみる。

この世界には大きく分けて三つの種族の国があるようだ。

人族、魔族、霊族の国々。

人族…普通の人々、一番数が多いみたいだ。

   貴族や王族とかがいるし、文明的に中世って感じかな。

魔族…動物やモンスターに姿が近いと言われている、魔術を使う種族。

   獣人とかがここに含まれている。

霊族…精霊や神等に姿が近いと言われている、神霊術を使う種族。

   エルフとかがここに含まれている。

このほかにモンスターや動物がいるらしい。


読めば読むほど、中世ファンタジーの異世界だなぁ…。

それで僕がいるここはちょうど国境にある山。

世界樹があると言われている霊峰”ヴァルハラ”らしい。


三つの種族の巫女が創造神に祈りをささげる神聖な場所らしい。


え!?僕ここにいてもいいの?

でも、調べてみるとここ以外はモンスター出るみたいだし…


とりあえず、誰かが来るまではいていいよね。

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