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主人公、進化する

今日で四回目の投稿か。多分、いつもは一日一回の投稿が限界だと思います。

間違えて、七話の話を六話として投稿してしまいました。

前回の話を呼んでいなければ、前の話をお読みください

 主人公、進化する。

 

 ふー。少し歩いたけど、音がうるさいな。

 ガチャガチャ鳴る。

 どうしようか? やっぱり身軽に出来ないかな?

 できないんだろうな。

 まあいい。次の目標は覗きだ。

 だが、もう一人の僕が言うのです。

 覗きは無理なんじゃないかと。

 敵にはゾンビを浄化した人がいるのです。

 一人だけだとは考えられないのです。

 だから、今回は見送ろうと考えているのです。

 機会はいつでもあるのです。

 どうしようかな。う~ん、悩みます。

 覗きはしたいけど、死んだら終わりだし。

 今回は延期……いや、一度見に行って可愛い子がいたら見に行こう。

 それなら、この音の鳴る甲冑をどうにかしないと。

 幽霊状態だと、物をすり抜けることが出来るけど、一方的にやられそうだし。

 ん~、この甲冑を変形してステルスできないかな……

 よし! ここはいつものイメージだ。

 どんなふうにしようかな。やっぱり甲冑だから騎士、だけどそれほど厚くない。

 

 やっぱり、騎士だと竜騎士とか憧れるよね。

 ん? 黒い靄に異変が……

 纏わりついて来た! こわ! くそ! 離れん!

 というか触れん! やばいやばい。どうしようどうしよう。

 ここは暴れよう。でも、取れん。というか、身体動かなくなってきた。

 やばい! 目も……見え……

 

 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。

 

 身体が変形する! キュッとなる。強制的に身体が変わるみたいだよ。

 もうやだ。おうち帰りたい。

 あ、だけどその前におんにゃの子のお胸をモミモミしたい。

 あ、視界がよくなってきた。

 お母さん。私は汚されました。

 

 黒いのが消えた? あ! まだ身体が出てる。

 んー、身体の方はどうなってるかな? おう! シュッとしてる。細くなってる。

 身体の方は、あ、細くなってる! やったね! 

 よし! 次は動いてみよう。

 足音は……ならないな。

 お? 尻尾もある? どうして? ドラゴン見たから? どぅしいて?

 まあいい。ふふふ! 俺はまた強くなった。

 よし、槍のほうは、おお! 大きくなった。

 刃がかなりデカくなったな。

 三角形かな? 矢印みたいな感じだな。

 よし! 人型になったんだし、次は喋ってみよう。

 コミュニケーション、ダイジ!

 あー。

 

「ア゛ー」

 

 喋れたな。けど、言葉が変だな。

 書くのもいいけど、異世界語分からないな。

 ふむ。どうしよう。ん? 音が聞こえる。うるさいな。なんだろう?

 おう。魔物、大群、発見、困惑。

 どうしようか。ハッ!

 これはいい機会だ。あれを囮にして、覗きをしよう。

 もし見つかった場合は、この甲冑を囮もしよう。

 名付けて、脱皮作戦。いや、トカゲの尻尾作戦がいいかな? 尻尾取れるのどっちだっけ? イモリ? ヤモリ?

 まあいい。行くとしよう。このまま森に……おう、人間三人組が群れでやって来たな。

幽霊から怨念集う騎士にクラスチェンジしました。

特異能力 憑依、浮遊

こういうのはやっぱり必要ですかね?

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