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主人公、幽霊になりました

気分転換のつもりが、こっちのほうが進むという謎現象が起きている。

後書き追加しました。

 主人公、幽霊になりました。

 

 拝啓。お父さん、お母さん。

 私気が付いたら、幽霊になりました。

 

 幽霊になった。ならばやることは一つ。

 女子トイレを覗く!!

 ならどうするか。まずはこの身体の特性を知ろう。

 砦に行くのは後回しだ。

 もしかしたら、テレビみたく成仏させられるかもしれない。

 なればこそ、余計に行きたくなくなる。

 

 さて、まずは幽霊らしく身体を浮かせてみよう。

 どこまで上がるかやってみよう。

 そもそも、どういう風な感じで人は飛ぶんだろう?

 アニメのように飛んでみよう。

 

 想像しろ。そのまま飛ぶような感じで。

 おお、少しだけ身体が浮いた。

 やっべ、すっげ。

 よし、浮こう。さらに浮こう!

 俺のテンションもハイになってくるぜ!

 

 さっきから徐々に浮いてます。

 今は十メートルぐらいかな?

 どれだけ高いか分からない。

 まあいい。浮いているという事実は変わらない。

 

 よし! 次は速く飛んでみよう。

 飛ぶのには慣れたのだ。

 イメージするんだ。飛行機だ。ジェット機だ。戦闘機だ。あれぐらい速くなるんだ。

 あれ? 俺飛行機の違いわかんね。

 まあいい。ここは戦闘機にしよう。

 

 よし! 飛ぶのだ!

 おお、徐々に速くなってる。

 って。うお! 一気に速くなった。

 うおお! 速い! 雲にツッコむ。

 あれ? もう雲を突き抜けたの? 

 速くね? よし、ストップだ。止まるのだ。

 

 ふう、速く飛ぶことが出来た。

 というか、ここからの景色すごいな。

 雲しか見えないけど、その雲より高い山が見えるな。

 でけー。

 

 俺もう、このまま雲の上で過ごそうかな。

 だめだ。悟りを開いちゃだめだ。

 ん? あれ? なんか近づいて来てる。

 なんだろう? あれ。

 徐々迫ってきますね。なんでしょうね。飛んでます。大きいです。青いです。

 鳥には見えませんね。なんでしょうか。ドラゴンでしょうか。

 

 ドラゴンだったら面白いですね。アハハハハハハハハハハハハ。

 ドラゴンでした。近づいてきます。どうしよう。

    幽霊

特異能力 浮遊

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