お姫様の恋の話Ⅱ
それはまさに物語のようで、気が付いてしまったら簡単なこと
私はジーナに恋をした!
ジーナは私の運命の相手
貴方が私に告げる言葉の一つ、一つはまさに麻薬のようなもの。
『僕のお姫様、君は僕の唯一だよ』
『僕のお姫様を幸せにできるのは僕だけだ』
『ずっと一緒だ。そばにいるよ』
『愛している』
「私だけのジーナ…」
そうつぶやくと私はベッドで枕に顔を押し付けながらも顔がにやけるのを抑えられない。
この世でどれほどの人が運命の人と出会うことができるだろう?
それでも私はその存在と出会い愛されることを知った。
ならどれほどの人が結ばれることができるだろう?
私たちの場合はもちろん身分の差や周囲の思惑から考えればとてもむずかしいこと。
けど愛し合う二人を引き離すことはできはしない!
もしもこの恋が叶わないのならばもう私は恋することはできない。
だからジーナと手に手を取ってハッピーエンドを目指すのだ!
私は一人じゃない。
ジーナがいるのだから
このころの私はいつか私の隣に立つジーナを思い浮かべて、幸せな夢を見ていた。
そんな幸せで愚かな私の子供のころの話
ねぇ、貴方はどうがんばっても私を幸せにすることはできない。
私が知りたくない感情を知らしめ苦しめただけだ。
けどそれでもあなたを憎めない私はおかしいのだろうか?




