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エスメラルダの醜聞  作者: 天羽つゆり
エスメラルダの醜聞
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エスメラルダという女

一つ昔話をしよう。

ある国に一人の女がいた。その女の生涯は何かと人目を引いた。

そしてその女が亡くなって数十年たつが、未だに彼女の醜聞は消えることなく知れ渡っている。

女は子爵家出のエスメラルダ・ユージュント伯爵夫人だ。

夫であるユージェント伯爵と二人の子供にも恵まれていた女がこうまで忘れ去られることがないのは、生前の醜聞が大きな誘因であるといえる。


なんと生前女は夫や息子がいるというのに陛下に横恋慕していたのだ。

周囲の目も気にせず毎日陛下のもとを訪れ、人目を気にせず陛下のそばにあった。


陛下には愛する王妃がいるというのにだ。

優しく気高いそんな王妃様は民達からも人気が高く、女の態度や行動は批判の対象だった。

そんな女に誰もが冷たい目を向けた。


しかし、そんな女も25歳という若さで急死する。

誰もが罰が当たったのだといった。


こうして女の醜聞も終わったと思われていた。


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