幼馴染の彼氏がすぐにわかれようというらしいんだが数分でってひどくね?てかやりなおすなよ
休日、暇してたから隣の家の幼馴染の雪音に電話してみた。
「もしもーし」
「あ、大史じゃん。てか、まって…また、わかれたんだけど」
「えっ?なに?」
「あ、ううん。てか、どうしたの?」
ゲームでもしない?って誘おうとしたんだけど…
今、わかれたって言わなかった⁉︎
「あの…大丈夫そう?」
「うーん…苦戦してる。てかさ、ご飯終わったら、そっちいっていい?」
「え、うん…」
ご飯が終わったら、雪音が来る。
いつもは、普通なことだけど…
てか、雪音…
最近忙しいって言ってたけど…
もしかして彼氏いたの⁉︎
で、わかれたって…
しばらくすると、雪音がやってきた。
…
普通通りの雪音。
オレは、それとなく聞いてみた。
「あのさ、さっき…わかれたって言ってなかった?」
「え?さっき?」
「うん、電話したとき」
「あー、うん。すぐなんだよ。どうして⁉︎って思う」
すぐわかれようって彼氏が言うんだ?
「あ、でもすぐ戻るし、またすぐわかれるのって、ほんとまたぁ⁉︎ってなるよね。でも、お母さんは仕方ないよっていうし…ほんとやだ。でも、絶対かけたいし」
…
へえ…
かけるとは…?
電話⁇
「あのさ雪音…」
「なに?」
「雪音は、その…好きなんだよね?」
「うん、好き」
…
じゃあ、すぐやりなおすよね…
でも、すぐわかれようなんて、そんな彼氏…ひどくね?
「あのさ、雪音…オレさ…」
「うん?」
「オレなら、そんなこと言わない」
「え、わたしの器が小さいっていいたいのね?」
「そういうわけじゃないけどさ…オレならもっと、てかずっと離れない」
「あー、そう…なんだ」
「うん、だから…だからさ、オレと付き合わない?てか、好きです」
「え?」
「オレは、雪音が好きなんだ。だから、オレと付き合ってほしい。大切にするし、わかれたいなんていわない」
「え、大史って調味料⁇」
んっ⁉︎
これは…はぐらかされた?
てかさ、調味料って…
「あの…今は、ちなみにわかれてるの?」
「たぶんね。数分でわかれちゃうよね」
数分⁉︎
それは、早くね⁉︎
てか、わかれる意味とは⁉︎
「なんで⁉︎どういうこと⁉︎」
「ね、そうなるでしょ。また⁉︎ってなるでしょ」
「なら、やり直さなければいいんじゃ…でも、好きなのか…」
「好きだし、やり直さないとムリくない?」
「なんで?」
「だって、からだに悪いし」
ストレスってことか?
好きだから離れたくないってことか?
「わかれないやつってあるのかな…?」
「やつ?てか、オレはわかれないって。そいつよりオレにしなよ。」
「大史…意味わかんないよ。大史は、ドレッシングなわけ?それとも自作してくれるの?」
…
「だから、オレはドレッシングじゃないし、調味料でもない。だけど、すぐわかれるっていう彼氏よりも大切にするって」
「彼氏?」
「うん、すぐわかれるっていうんでしょ?」
「えっ?どういうこと⁉︎ドレッシングの話だよね?分離するってさ。分離をわかれるっていうでしょ?大史は、もしかして…ドレッシングの話じゃなかった?」
…
そういうこと⁉︎
でも…
これは、もう後に引けない。
「あ、えと……オレは…ドレッシングよりも雪音が大好きです‼︎オレと付き合ってください」
「え…うん、わたしも好き。でも、わたしたちは、ドレッシング?」
「ううん、オレたちはお箸だ」
「お箸…?あ、そういうこと⁉︎」
「そういうこと。いつもセットだろ?」
「だね!よろしく。お箸♡」
「よろしくな、お箸♡」
オレたちは、お箸カップルになった。
おしまい♡




