『妄想英雄』イマジナリー・ヒーロー／中二病ぼっちの俺、妄想で神に反逆する。

〜『心』と書いて妄想と呼ぶ強さが力になる！〜

"これは妄想"か"現実"か？
舞台は、異星人《オーバーマインド》に支配された地球。
人類はすでに抵抗を諦め、"管理された日常"を送っていた。

そんな世界で、——主人公・神崎シンは、自分が選ばれしヒーローになって異星人を倒すという妄想を抱き続けるちょっと痛い”中二病”な高校生だった。

誰にも理解されず、ただ危ない奴として周囲から無視され「ぼっち」な日々を送っていた……はずだが。

ある日、異星人の落とし物だった"謎のバイザー"を拾ったことで、自分の"妄想"を現実化する力を手に入れてしまう。

そして、妄想設定上で漆黒の炎が封印される右腕が疼きはじめ、物理攻撃を完全無効化する異星人のドローンを『灼熱の火球』で破壊してしまう——。

そして支配者＜オーバーマインド＞は、シンを危険分子として捜索を開始。
この日から、シンの運命は「ぼっち」から異星人に追われる「ならず者」へと変貌する。

さらに翌日
「『黒翼の使徒・シン』わたくしが貴方の従者となって闇と戦います」

彼の"妄想キャラ"だったはずの精霊美少女までリアル現れて……！？

ついに、妄想と現実の境界線が曖昧なっていく。

妄想を操る異色のダークヒーロー。
異星人に支配された人類の復讐が今、はじまる。