プロローグ4
ちゃんとコツコツ書かないとダメですね
朝、目が覚める。
穏やかな朝の時間が流れていく。
そのまどろみと覚醒の狭間を揺れる時間が好きだ。
この世界ではないどこかにいるようで、でも確かに自分がいるのは現実なんだと感じることができるから。
そんな感傷にもにた感情を抱きながらも、今日もやってくる学業の時間へ向けて準備する。
と、言っても身だしなみを整えて着替えるだけなのだが。
学園につくと時間としてはギリギリとも余裕があるとも言えない微妙な時間。
すでに何人かの生徒は登校しており、クラスもそれなりに賑わっていた。
その様子を観察する。
教室の一画には女子生徒たちが集まり談笑している。
その中心には六鹿がいた。
遠目から見ているとただの女子高生だ。俺は昨日の会話でそれを初めて感じ取ったが、ああやって六鹿と談笑するような子は彼女のそういう普通の面を知っているのだろう。
そんな風に考えているとふと六鹿と目が合う。
昨日は友達だといったが、急に関係が変わるわけじゃない。
それでも今まで通りスルーというのもなんとなく違うと感じたので会釈だけした。
視線をそのままスライドすると教室の隅。そこに極限まで存在感を消した大男がいた。
あいつ、本当に同じクラスだったのか…
こちらに関しては十六夜が完全に存在を隠しているから話しかけられない。
そう簡単に突破できる隠形ではなかった。
そんなアホみたいな時間を過ごし、自分は自分で自分の席に座りボッチのまま授業の時間を待っていた。
授業そのものは特に面白みもなかった。
ただ、いつもと変わらないようなつまらない授業。
いっそこの脳みそすらも情報化して、直接必要なデータをインプットしたいとすら思う。
まぁ、それはこの街においても非人道的であるとして禁止されている研究らしいのだが。
そうして迎える放課後。
やはり、授業というつまらない時間から解放された反動なのだろうか?
先ほどまで大半の生徒が眠気との闘いに身を投じていたというのに、その眠気を一切感じさせない活発さが教室に溢れていた。
放課後になった瞬間といってもいいタイミングで俺の席に奴がやってくる。
「よう晴。今日はどうするよ」
いつものように羽衣がやってくる。
が、今日はダメだ。
「すまんが、今日は先約があってな」
「へぇ、珍しいじゃん」
「...あの、三船くん」
そこに今日、約束している人物がやってきた。
「よう、六鹿」
「...へ?」
「あの、一ノ瀬くんですよね」
「あ、知ってるんだ」
「まあ、三船くんと二人で有名ですから」
「...だってよ」
「...え、ちょっと待って?晴!お前、今日六鹿さんと出かけるのか!?」
驚きつつも、気を使ってるのか声を抑え気味に叫ぶ。
その反応でコイツが下世話な勘違いをしていることが明白だった。
「違うよ...ただ、昨日ちょっとあってなそのことで相談受けただけだ」
詳細は濁したが、ほとんど事実を伝える。
まあ、個人のプライバシーにかかわるような問題でもないからこれぐらいなら教えても問題ないだろう。
「ふぅん?...ま、いいや。それなら今日は一人で時間つぶそうかな...」
「すまんな」
「ごめんなさい」
「いやいや、別に約束してたとかじゃないから謝らないでよ!...晴は、今度話聞かせてね」
そう溌剌颯爽と俺たちを置いて教室を出ていく。
最後のセリフ...やはりまだ勘違いをしているようだ。
「六鹿もすまない。変な勘違いさちまった」
「大丈夫ですよ。私はそういう噂にならないですから」
なんか変な言い方だったな。
噂に慣れているとか噂が気にならないとかじゃなくて噂にならないか、それも確信を持ったような言い方だったな。
「それで、その、連絡した件なんですけどちょっと人のいない場所で話させてください」
「まぁ、大っぴらには話せないよな…だがなぁ、放課後の学校で人気のない場所なんて俺は知らないぞ」
「とっておきの場所に行きましょう」
「とっておき?」
「ええ、私だけの場所です」
六鹿の案内で来たのは確かに人気がなかった。
そりゃそうだ。一般生徒には解放されていない場所なんだから。
だけど、六鹿は一般生徒ではない。この学園である意味一番の力を持っているといっても過言ではない生徒だ。
「...屋上とはな」
「素晴らしい眺めでしょう?」
「ああ、眺めはいいけどな...ここ入っていいのか?」
「さぁ?普段は施錠されてますし、屋上の転落防止柵も古い金網だけなので多分普通はダメなんじゃないですか?...私は理事長から直接マスターキーを借りてますし、その私が招き入れてるので今は大丈夫ですよ」
「いや、うん、そうか...」
お嬢様が意外とアグレッシブだ。
なんだか、昨日からで印象がだいぶ変わっていっている気がする。
屋上には強く風が吹いていて、それがなんだか心地いい。
景色は六鹿も言っていたがそれは素晴らしいもので、この「ティクティリス」を一望出来た。
もちろん、隅々までとはいかない。ここ以外の二つの学園の校舎は大きく目立っていたし、この街の中央にそびえたつ実験塔がここからの景色すらも塔中心のものにしていた。
「それで?相談したいことって何なんだ?」
「あ、うん。そうだね」
本題に入ろうと、柵越しに街をじっと眺めていた六鹿に話しかける。
その横顔はどこか悲しそうで、愛おしそうで、そして諦観を孕んでいた。
それでも、それを感じさせたのは一瞬でこちらに向き直るときにはすでにいつもの六鹿だった。
「相談っていうのはね、これのことなんだ」
そういって六鹿が取り出したのは見覚えのある銀色のティリス。
「え、なんで?それは昨日、警察に預けたよな?また拾ったのか?」
そう、それは昨日確かに六鹿と二人で交番へ届けた物。
どこかの誰かが落とした銀色のティリス。
よく見るとただの銀一色ではなく所々に装飾がついていた。
だが、交番に届けたものがここにあるわけがない。
六鹿に連絡を貰ったのは昨日の夜のことだ。もしこれが昨日と同じならあの後、六鹿が警察から受け取ったということだ。
ありえなくはない。ありえなくはないが、ありえないだろ。
そう考えていると、六鹿は真剣な表情になって首を振る。
「違います。これは恐らく本当に昨日届けたティリスです」
「なんで、それがここにある」
「それが、相談したい事なんです。聞いてくれますか?」
「......聞くだけなら」
そうして、アレから何があったのかを話してくれた。
と言っても大して長い話というわけじゃなかったが。
「昨日あの後家に帰ったら、自室にこれがありました。この手紙と梟の羽と共に......手紙にはこう書いてありました。「これはもう君の物だ。どう使うか楽しみだ」と...怖くなって、このティリスを窓から投げ捨てました。そして部屋から逃げ出したのです。そしたら、家のポストに投函されました。」
言いながら六鹿は自身のティリスから一通の手紙と梟の羽を取り出して渡してくる。
そこには確かに六鹿が言ったとおりの事が書いてあった。
「この梟の羽は?」
「わかりません。一晩たって考えてみたんですが、これ「楽しみだ」ってことはきっとこれをした犯人は愉快犯なんじゃないかって。だから、この梟の羽はその犯人のシンボルなんじゃんないですか?」
「なるほど、愉快犯ねぇ」
確かに、そう考えられなくもない。
だが問題はそういうことではなく、もっと別のところにあるはずだ。
「それってさ、六鹿の家は大丈夫なのか?その...セキュリティ的なとこは」
「ええ、言いたいことはわかりますが...どうしようもないのです。私の家は曲がりなりにも裕福な家です。セキュリティもそれに準じてかなり高いはずなんです。それでも突破されたならどうしようもないのでは?」
そうあっけらかんと言ってのける。
しかし、そんな簡単なことじゃない。きっとそう。昨日今日で知った六鹿の印象は「意外と普通の女の子」だ。なら、誰だかわからない人間が家に侵入している。という事実はかなりの恐怖なんじゃないのか...
「平気か?」
「...平気じゃないですよ?こうして厄介な物を押し付けられて...だから相談してるんです」
「そうじゃないだろ...」
だが、俺が六鹿にしてやれる事は何もない。
そして多分、六鹿も何も期待してない。
俺たちは所詮、ただのクラスメイトだから。
「とりあえず、そのティリスをどうするかだよな」
「どうしましょう。もう一度警察にというのもちょっと」
「だよなぁ...下手したら俺たちが盗んだんじゃないかとか言われそうだしなぁ」
「ああ、そういうこともありますか」
「でも、捨てても戻ってくるんじゃなぁ」
「そうなんですよねぇ」
結局のところ、犯人がどういう意図で六鹿にティリスを渡したのか不明だが、手放せないということが分かっている時点で割と詰みかもしれない。
そこでふと気になる事を思いついた。
「そういや、そのティリスって中に何か入ってたのか?」
「...そういえば確認してませんね」
「もしかしたら、犯人の目的はティリスじゃなくてその中身を渡すことだったりして...」
「...なるほど確かに......でも、この中身が目的なら取り出すのは危険では?」
「それでも、一度取り出すべきじゃないか?中身がわからないものを持っているって怖いだろ」
「...そうですね」
そう。このティリスは正体不明だが、ティリス...つまり「収納情報端末」という何かをしまう物だ。何かが入っている可能性は高い。
もちろん、危険物が入っている可能性も高いがそれでも中身を確認しておくべきだろう。
幸いにもティリスに収納されたものは時間が流れない。情報に変換されているからだ。
例え、爆弾でも毒ガスでもすぐに収納すれば大惨事は避けられる。
「念のため俺のティリスで即座に回収できるようにしておく、だから一度中身を見よう」
「わ、分かりました」
そして、六鹿が銀色のティリスを構える。
ただ取り出すだけならこんなに構える必要などないのに、中身がわからない。正体不明というだけで緊張が走る。
「行きます」
銀色のティリスが輝きを放つ。
それは目をくらませるような輝き。
その光に飲まれて、六鹿の姿も見えずらくなる。
そして光が収まるとそこには―
何もなかった
「あれ?あんなに光ってるからてっきり凄いものが出ると思ったんだけど」
「ええ、ものすごい容量の物を取り出した感覚はあったけど...何もないですね」
二人して首をひねる。
基本的にティリスの光は取り出すものの容量によって変わる。
それは周りに危険を示す信号で、強く輝くほど容量が大きくなる。
だが、目も眩むほどの輝きだったのに何もないとは...
「う~ん、分からないな...目に見えない何かを取り出したとかかな?」
「どうでしょう...私はティリスには詳しくないので......」
そこで、一つ提案をしてみる。
「...なぁ六鹿。そのティリス、俺に預けないか?」
「...え?」
それは本当に心の底から驚いたような顔で、正気を疑うような目をしていた。
「...実は俺の両親はティリスの実験開発をしているんだ。その関係で簡単なメンテナンスができる機材とかが家にあってな...それを使えば、その中身の解析ができるかもしれない」
「でも、これをあなたに預けたら犯人はあなたの家に行くんじゃ...」
「分かってる。でも、むしろそっちのほうが犯人の顔を見れるかもしれないだろ?」
「危険です!」
「お前もその状況にあるんだから一緒だろ?」
「私は自分から首を突っ込みました。でも、あなたは巻き込まれただけでしょう?」
「うん、でも興味が出てきた。その謎のティリスについて...お前と関わってすぐに怪しい物が出てきた。まるで物語の始まりのように...それにワクワクしてるんだ」
そう、俺は結構楽しんでいた。この状況を。
漠然とシステムに従いたくないと気持ちを抱えて、それでも逆らう勇気を持たなくて、決められたレールを歩んでいた。
そんな俺に降ってわいた非日常。
それは乾いた心を潤すのに十分で、俺はワクワクしたのだ。
「だから、手伝わせてくれ」
「......はぁ」
六鹿は悩んだ末に似つかわしくない重いため息をついた。
「分かりました。今日だけ預けます。でも、何かあったら絶対に連絡してください。いいですね!」
「分かった。約束する」
そして六鹿から銀色のティリスを受け取る。
それはいまだに鈍く輝いているように見えた。
「解析の結果はさすがに明日でもいいか?通信越しだとな...」
「ええ、大丈夫です。また明日の放課後にここで」
手に入れた非日常へのチケット。
これが、俺の人生を何処へ導いてくれるだろうか...
それから家に帰る。
俺は制服から着替えることもそこそこに、家のリビングを占領していた機械を起動する。
ブゥン
と雰囲気の出る音と共に起動し、灯りを点けていない室内に光が生まれる。
起動が完了するまでの時間が煩わしくて、特に意味もなくコンソールをグルグルと弄り回す。
それで起動が早くなるわけじゃないのに手持ち無沙汰でやってしまう。
やがて起動すると、
Complete startup completed
System setup
Welcome to Mifune's atelier
と表示されて機械からウインウインとファンの音が響く。
「さて、蛇が出るか鬼が出るか」
銀色のティリスを機械に差し込み解析を開始する。
それはあり得ないほどの時間がかかった。
いくらティリスが膨大な情報を扱うものだとは言え、そもそもそれをメンテナンスするための機械に差し込み長時間かかるというのはあり得ない。
明らかに普通の物よりも容量が膨大である証だった。
「やっぱりこれには何かが入ってるな」
解析が終わる端から中身を確認していく。だが、
「なんだ...これ」
それはおおよそ何か意味のあるようには見えない情報の海。
解析が進むごとに新しく追加される情報。
でも、理解は進まない。
ただただ、意味の分からない羅列が増えていく。
「こんなでたらめな情報を保存して何の意味があるんだ?」
いや、違う。
分かっている。その羅列の意味は分からないが、それが何かの法則に則って記述されているのは感覚でわかる。
でも、どうしてもそれに意味を見出せないのだ。
「くそ、なんだこれ」
さっきと同じ悪態が付いて出る。
「何か困ってるみたいだねぇ?」
ふと、そんな言葉が耳元で聞こえた。
俺は飛び上がり、その場から転がり落ちるように離れて部屋の灯りを点ける。
瞬間、暗闇からの脱却。目が一瞬見えなくなる。
そして、慣れてくるとそこには一人の男がいた。
その男は梟の面を付けており、体のいたるところに梟の羽飾りを下げていた。
「...梟っ!!誰だ、お前」
「ん~?いい根性してるね!普通、この距離に不審者がいたら恐怖で動けなくなると思うんだけど」
「...予想はしてたんでな」
「なるほど、来るとわかってたから反応できたのか...その「ティリス・アナザー」を渡したお嬢ちゃんから聞いたのかな?」
「ティリス......アナザー?」
聞きなれた単語と聞きなれない単語が合わさったものが聞こえた。
状況的に銀色のティリスの事だろう。
「そうそう、いわゆる違法ティリスってやつでね...それを面白そうな子に配り歩いてんの」
なんつーはた迷惑。
しかも違法と言い切りやがった。
ティリスはこの街の誰もが持ってる必需品だが、この街の秘匿技術の粋で作られている機密情報の塊だ。
それを意図的に個人、組織問わず改造することや複製することは重罪になっている。
違法ティリスなんて持ってるだけで大犯罪者待ったなしのシロモノだ。
「何の目的があってこんなもん配ってんだ」
「あれ?お嬢ちゃんには手紙を残したんだけどな、楽しみだって。要するに暇つぶしだよ」
「...趣味悪いぜ。それにこれを手にしてどうしろってんだ」
「それはチケットさ、ゲーム参加のための」
「ゲーム?」
「そう!ゲームだよ!!願いを叶えるゲームさ!!」
頭のとち狂った野郎は、喜々としてゲームとやらのルールを解説し始めた。
「そのアナザーという違法ティリスはね、純粋な情報の塊なんだ。そこに情報があるっていう状態で固定してある。その情報を使えば大抵のことはできるようになるはずだ。そこで!この違法ティリスを奪い合って集めた人には俺がそいつの願いをティリスに書き込んで叶えてやろうってね!!」
「...願いを?」
「そう、願いだ!!なんでもOKだぜ?人を殺してほしい、人を蘇らせてほしい、金が欲しい、誰それと恋仲になりたい。何でもだ!!必要なのはアナザー10枚だけだ!!!」
なるほど、魅力的で頭の悪い話だ。
そんな話を信じるのがどうかしているし、信じたとしてもどうやって他人からティリスを奪えっていうんだ。
いや、分かる。こういう狂ったやつはきっと殺して奪えとでもいうんだろう...
「まぁ、それは理想の話だな。実際、こいつを配って話を直接してもそれを信じたのは今んとこ3人だけ...その他大勢は受け取ってくれたけどゲームに積極的じゃないからね」
「...常識的な奴が多いんだな」
「そうだね、そうかも。でも、それでもいいんだ。このアナザーを受け取った時点で彼らは普通じゃない。それが大事なんだから」
「...配るのが本命でゲームはおまけってことか?」
「そうとも言うね」
こいつの目的は以前よくわからん。
だが、俺としてはこの非日常にヤバいと感じつつも首を突っ込みたいとも思っていた。
「ちなみに、この違法ティリス...アナザーだったか?」
「うん?」
「これを回収に来たんだろうが、これは六鹿から貰ったんだ。お前の言うゲーム的に言うなら六鹿から奪った俺がゲーム参加者なんじゃないのか?」
これはほとんど望みのない賭けだ。
うまくいけば六鹿をリタイアさせて、俺が参加できる。
だが、それなら警察でもよかった可能性が高い。つまり
「残念だけどそれはダメだ。参加者同士の譲り合いは、面白くないけどいいよ。でも、参加者じゃない第三者に引っ掻き回されるゲーム程つまらないものは無いよ。だから、そのアナザーはお嬢ちゃんのだ。君のじゃない」
「...わがままだな」
「当然でしょ、じゃなきゃこんなことしないよ」
やはり予想通りダメだった。
「でも、別のアナザーならあげよう」
「はっ?」
「君も欲しいんでしょ?何か願い事があるのかは知らないけど、アナザーを欲している」
違う?と視線だけで問われる。
見透かされた。だけど、それが悪い気はしない。
「くれるのか?」
「うん、まっさらな奴はね。あとちゃんとそっちのお嬢ちゃんに染まったアナザーは返しといてくれよ?今回は特別にキミに任せるけど、ちゃんと返さなかったら回収に来るからね?」
梟面の男はそういうと話は終わりだとでも言うように踵を返した。
「待て!!話はまだ―」
「じゃ、よろしく頼むよ。君にも期待していようかな...三船 晴くん」
梟面の男が懐から取り出した銀色のティリス。ティリス・アナザーが一瞬輝くとそこには男はすでにいない。
そして、男がいた場所に一枚のアナザーと梟の羽が落ちていた。
「あいつ...次合ったら殴ってやる」
俺の言葉も虚しく響き、アナザーの解析をしていた機械が解析完了の通知音を鳴らしていた。