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あなたへ

作者: 千代田 定男

彼はひどく打ちのめされた

過去に今に未来に失望した

気分は悪いし覇気はなくなり

誰の顔も見たくないと思った

でも私は知っている 彼の中にある血潮を

眠れない夜に疲れているときに それは影を消し去らんとスパークする時を待っている

そしてずっと夢見ていた遥かな未来へと背中を押している

枯れた夢をよみがえらせてそれを追うには老いているし才能もない

いつも下を向いてモヤモヤしている

でもわずかに見える視界にある灯を忘れられない

私は彼が立ち上がることを望んでいる

私はあなたが歩み出すことを信じている



彼女はとっくに辟易していた

先の見えない無感動な毎日に

笑顔は消えたし声は飲まれて

鏡なんて見たくないと言った

でも私は知っている 彼女の中にある信念を

涙の夜に一人のときに それは彼女を抱き抱えんとフラッシュするのを待ち構えている

そしてずっと憧れていた果てない場所を指差している

忘れた夢をたたき起こして走らせるには時間もないし力もない

いつもなにかに追われてイライラしている

でもわずかに覗ける景色にある海を忘れられない

私は彼女が立ち上がることを望んでいる

私はあなたが歩み出すことを信じている



私は君が立ち上がることを望んでいる

私はみんなが歩み出すことを信じている

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