金の斧
イソップ童話の1つ、金の斧をアレンジしたものです。
ある日、きこりが森で仕事をしていると、誤って斧を泉に落としてしまった。きこりが困り果てていると、泉から女神様が現れた。
(女神)「あなたが落としたのは、この金の斧ですか?」
(きこり)「違います。」
(女神)「では、この銀の斧ですか?」
(きこり)「違います。」
(女神)「では、この木と鉄の斧ですか?」
(きこり)「そうです!」
(女神)「あなたは正直者ですね。この3本全てをあげましょう。」
(きこり)「荷物になるので自分のだけで結構です。」
(女神)「え?」
(きこり)「何か?」
女神は黙って木と鉄の斧を置いて消えた。
教訓:正直者だからと言って褒美をあげようとすると、迷惑に感じることもある。相手を考えよう!