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枕の下に 希望の上に(5)

CD-R

闇の中に落ちている

たまに光る石は

抜け出せないように

同じ所に並べられている

考えの偏りと

考え方の偏り

赤い線で信念が通る

だとしたら

その中にある物は

変えなくても良い物

自分が自分で

居られる理由だから




レーティングシステムの

ど真ん中を打ち抜いて

目の前

人気店の横にあった

奇抜な店に入る

一人よがりの店主が

これが美味しいんだと

差し出してきた料理は

プロフェッショナルの味

僕はそれに

感動を覚える人間で居たい




どっかに行って

ヘラヘラ笑うだけなら

向き合って

奥歯を噛み締めたい

柔らかい物ばかり食べて

味の分からない奴には

なりたくないのさ

歯が生えてる生き物なら

目の前の物を

噛みちぎる経験を持て

狂犬なんて物は

本来

ギリギリで生きてる奴に

必要な生き方だ




マジョリティージャッジメントに

厚手の布を被せて

ガソリン浴びせて

燃やせば良い

真ん中が欲しい奴だけ

選べば良いが

だけど

それは

人生を賭けていると

言えるのか

そんな中の笑顔なんて要らない

気づいているか

あんたの笑顔と

いつ死ぬか分からない国の人々

笑顔の差を

底知れぬ差を




安心安全なんて

他所で言ってくれ

あゝそうだったな

自ら作った箱の中で

あんた言ってるんだったな

何でみんな

同じにならないのって

そりゃそうだ

そんなの要らないからさ

犯罪者じゃ無いんだから

そんな酷い箱の中で作った物を

ひけらかさないでくれないか

世界は

あんたの頭の中

あんたの考えの点だけでは

作れないのだから




全てのハラスメントを

核ミサイルに括りつけて

太陽へ向けて

打ち出そうか

なんて言いながら

面倒くさい人類の肩を持つ

ただの人間という動物

人間だから

感情を走らせる物だが

AIに

そんな曖昧さは無い

心がある事は

人類が要らない理由だが

その正しさを正す事が出来るか

突き付けられている物の大きさを

理解せずに

見ないフリしては

あんたはきっと

箱の中へと帰って行く

それが

あんたの繰り返しなのさ


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