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第5話 現実での能力試験

第5話での佐山はサミュエル佐山を

指します。

佐山は迷っていた。


もう一度電子パネルをみる。

現在地を示す矢印を

確認するとやはりゲート付近にある。


「(急がないと、試験開始まで五分もない)亅


焦りつつも自らの腕輪の番号を再確認し、

目的の場所へ走り出した。


___________________________________


「もうすぐ始まるね亅

「そうだね、もうすぐ始まるね亅


「なあなぁ.....、そこのお二人さんよぉ。

そんなに呑気に

していていいのかよぉおおおお!!!亅


「呑気も何もね亅

「いつも通りだもんねー亅

「「ね!亅亅


___________________________________


「うーん、やっぱり着かないな。亅


時計をみると既に開始時刻を過ぎている。

再び電子パネルの前に戻ってきてしまった

佐山は呟いた。


「(いっそのこと適当なところにでも

転がり込んでみようかな)

よし、そうしよう亅


「君はそこで何をしているのかな?亅


「のわああ!!亅


驚いて後ろを振り返ると顔が近い。


「!?!?!?亅


佐山は

声にならない声を上げて思わず飛び退いた。


さっきまで佐山がいたその場所には

見たこともない白衣を着た女性が

立っていた。


「な、何もしてません!!

た、ただちょっと迷っただけです!!

お構いなく!!亅


「そういうわけにはいかないわ。

あなたを案内するから

ナンバーを教えてくれる亅


「は、はい!

(えーっと、あれ?

さっきまで腕輪にあった番号がない?)亅


「これよ、これ。

07475785、ね。

ついてきてちょうだい。亅


足早に歩く女性に急いでついていく。


「(さっきのは何だったんだろうか?

それに彼女は何者なんだろう?)亅


疑問に思いつつも足を進めていくと

やがてある部屋に辿り着いた。


「ここであなたには

まず検査を受けてもらうわ。

能力試験はその後よ。亅


「あなたは試験官の方ですか?亅


思わず聞いてしまった。


「いいえ。

でも試験関係者なら構わないでしょ亅


「そ、そうですか亅


はっきりとした物言いにあまり考えず

そのまま答えてしまったがもう遅い。


「私のことはともかく

あなたの検査をしましょう。

その腕輪を外して見せてもらえるかしら亅


「え、ええ。どうぞ亅


名を名乗ることもなかったその女性は

受け取った腕輪の一つを

機械につないでいる。


「少し待ってね。

もうすぐ結果がでるわ亅


「はい。亅


「それともう一つの腕輪も

貸してもらえるかしら亅


左の腕輪も外し、彼女に渡す。


「ありがとう、もうしばらく待って

ちょうだいね亅


そういわれては仕方がない。

おとなしく待つことにした。


___________________________________


先ほどの能力検査の結果がでたらしい。

レシートのようにタイプされた

短い診断表が機械から表れる。


「あなたの....診断結果ね...亅


彼女はさっきまでとは違い言葉を濁すように

それだけを話した。


「はい亅


それだけいうと受け取った診断表を

確認する。


そこにはこう書かれていた。




______診断不能__________




赤い文字でたった一言が記されていた。

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