22/24
第21話 育成課題経過4
鞘木は歩いて行った。
ただ前に進んでいくと
前方にみえる人だかりがあった。
しかし、鞘木にとっては人の群れにみえなかった。
中でも一人(のように見える)鞘木は
その奥にある何かに気付いていた。
「あれは何だ??」
独り言のように呟きながら歩いていく。
「見失ってしまった・・」
「仕方がない。ノーマン、
あの影を追うことはできるか?」
「お安い御用です。近くに来たら合図します」
「ん」
少しばかりの休憩をとる。
なんだか風が吹いていて・・・。
気付けば少しどころかぐっすりと眠っていた。
ここまでの道のりに疲れていたのだろう。
ただ眠って、眠って、、
「起きて!!!鞘木!」
「ん?」
急だった。
突然の目覚ましはノーマンだった、はずなのに、、
「何でここにいるんだ、赤茶髪」
「とにかく急いで走って!」
「?? 何___?」
わからない、が体を立て起こし走ることにした。
「?」
腕をみるものの何も反応していない。
走りつつ、気付いた。
「なんなんだ一体・・・」
無駄に起こされた気がする。
と、突然足元が宙を泳いだ。
それに背を掴まれていることに気付いた。
「何かにわしづかみにされている??」
空中にいることになる、鞘木は
目の前が真っ暗になった。




