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第20話 森からの街

「サミュエルさん、ようやく見えてきましたよ。あれがガラナ街です亅


「ガラナ街?あの赤いところか?亅


「そうです。赤い街とも呼ばれています亅


「そ、そうか。何かそのままの名前だな…亅


「そうですね…。由来は分かりませんがそう呼ばれているみたいですよ亅


赤い街がどうとかは置いておくとしてとにかくお腹が空っぽだ。


掌に広げた干したオレンジっぽいそれをいく粒か摘んで口にした。しっとりと甘さがとても口に合うのだが胃を満たすには物足りない。


「早く食べ物屋に行きたい…亅


甘さで渇いた喉を水で無理矢理いなす。


一方でステファンは何も食べてはいないはずなのだが先程から何度も水筒の蓋を開けては口にしている。


そういえば森を抜けて来たばかりだというのにこの辺りは少し暑い。森の中での生活が長かったからだろうか。


「ん?人がいるぞ?亅


「どこですか?亅


「あそこだよ亅


「?亅


サミュエルは先の脇道を指差すものの

そこに人影はすでになかった。


「いや、人が…いたんだがな…亅


「どんな人でした?亅


「ローブを被っていたからよく見えなかったんだけど人、だろうなあ亅


「まあ、気にしても仕方ありませんからね。まずは街に着く前の関所をどうにかしましょう!亅


「ん?関所?亅


それから関所についての話をステファニーからそこそこに聞きつつ少しの道程を歩んだ。


「そういえばガラナ街には…亅


思わず目の端に捉えた人影を追う。

反射的に身体が動いていた。

突然向けられた剣先はすんでのところで止まっていた。ステファニーを狙ったもののようだ。

















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