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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

アカマツの城

作者: 良春

「妻も息子も家臣も殺す必要があったのか、なぜここまで私達を迫害するのだ。貴様らは鬼だ!」


主はひざまずいで叫んだ、その顔を血と体液と土ぼこりでぐしゃぐしゃになったていた。


目の前には白旗を背負い、傍には兵を従え、無表情で主を見下ろす国の者がいた。


躊躇無く振り下ろした刀、だらしなく転がる主の首、飛び散る鮮血が足元の土と混ざり合い赤黒く澱んで見えた。


彼は本国に戻った。家族が大喜びで迎えた。手には財宝と主の首。誰もが成功を祝った。彼は英雄となり今でも語り継がれている。




しかしその背景で島民が犠牲になったのだろうか。





鬼ヶ島で。




鬼などいたのだろうか




どちらが鬼だろうか。

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