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遺書日誌  作者: あやと
49/218

幼いな/最低た

弱音の吐き方は知らない

本音のこぼし方も知らない

大丈夫に意味はない

誰かに救いを求めたりもしない

知ってるから

僕は他人で慈善を裏切った前科者

誰かは許されるけど僕は償えない

事実と嘘を混ぜ合わせれば

本音がなくとも彩れる

嘘のレシピはありきたりでも

誰も気づかないのは事実

それとも嘘

この放心の正体は解放

それとも破滅


教えて

僕は死に切れずゴミになるの

僕は修理されたの

壊れた心は消えてなくなって

ただのゴミになるの

ー咲いていた


綻びがあっただけ

それは僕じゃないから

だけど縫い付ける度

ちゃんと少しずつ死んでいく


切り取られた

貴方をもう思い出せない

描いたのは花殻 だけど

ガラス細工に閉じ込められた夢

剥がれ落ちた本当も

罅引いて砕けて輝く

しがみつく僕に割く 深紅

空っぽな涙に触れてさようなら

萎れる造花は確かに


綺麗事で固めてしまえるほど

君は美しかったんだ

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