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遺書日誌  作者: あやと
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廃人の人生観

人生とは拷問の様だと言ったら

稚拙な弱者だと軽蔑されるだろうか

絶望して脳が悲鳴を上げて、限界だと狂って

だからなんなのだと言われる

許されるというのは堕落なのだろうか

みっともなくとも生きている人々が不思議だ

私はああはなれないしなりたくもないが

純粋に尊くて、傷つけたくなくて

それなのに時折全て壊したくなる

こんな私から遠ざけなくてはと怯える

涙は許しを乞うているのだろうか

泣いて許されたことなど私の人生にない

寧ろ弱みを握られるのがオチなのに

なぜ私が泣けば醜い

何故

どうして許してはいけない許されない

私はどこへ行けばいい

私が犯した罪があるというなら教えてくれ

足掻かず甘やかされるまま

生を放棄したがる私は汚いかもしれない

償えるかどうかなんて考えるものではない

だが改められない私は根本すら知れないのか

転んだ私の周りにはいつも誰もいない

歩き出して落ち着けば人が沸くのに

私が何度目かも分からぬ転倒をした時

心が折れて立ち上がれなかった時

皆目を逸らした

偶に私を見た誰かがわざと躓いて

私は意識を浮上させ誰かを助け起こし

誰かの血の滲む足の手当てをした

何度もそれを繰り返している

私がおかしいのか

私に何か原因があるのか、あるのだろう

全てでなくとも私のせいだ

父を弱らせたのも母を苦しめたのも

祖父母に負担をかけたのも私の選択だ

私の人生そのものが罪だとしたら

永遠とも感じる拷問が人生なのだと

受け入れる事がせめてもの被害者への慰めか

どうすればこの痛みと折り合いをつけられる

許さなくていい拷問でも地獄でもいい

せめて私の周囲だけでも不幸にしないでくれ

哀れだ、私に関わった人間みんなが不憫だ

気の毒だ、被害者だ、私は穢れた厄災だ

どうか彼らを導いてください

何も持たず何も出来ず何も信用されない

そんな私ですが、彼らは無実です

私と親や親戚友人その他は無関係な他人です

死は等しく理は自然のままに

せめて苦しませないで下さい

他人の悩みを憂い幸福を願うことすらきっと

大いなる人生における現実逃避だ

だから情けなくなる

胸が苦しい

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