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遺書日誌  作者: あやと
136/218

砂嵐

熱を持った鼻の奥で汚い言葉を殺した

金縛りに合った私を抱きしめる

心が原形を失って

少しずつ自我が途切れていく

モノクロ百合の花束が途端首の断面になって

僕の心と世界を赤黒く蝕んでいく

戦慄がキリキリと音を立てて

絶望が擦り切れて 狂いたい衝動が爆ぜて

散った砂嵐が全てを覆い尽くした


ゴムのような手の平を握って

肩の骨から肉付きの良いそれを引き抜く

細い線を千切りながらずるりと肉にする

キッチンバサミでぶつりと独立させる

ただの肉だただの肉、食えないだけの肉


君に似合うだろうなって集めたガラクタ

気持ち悪いなって思いなおして塵になった

ああ駄目だこの感傷は歌にできない

ああ無理だこの感情は歌で拭えない

ああこんな歌君には聞かせられない

なんでってそれはこの歌が駄作だから

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