第二部メイン登場人物紹介(キャライラストあり。苦手な方は挿絵非表示でどうぞ)
ティハーン・アヴィバール
29歳。ファルス帝国出身。帝国左翼騎士団副団長。
宰相カルソンの弓の師匠に当たる無口な性格の男。カルソンが直々に師事を頼むだけあり、弓の技術は左翼騎士団だけではなく全騎士団の中で1、2を争う腕前である。
彼を左翼騎士団長にと言う話もあったが、彼自身は余り昇進や地位には興味が無いらしく一般団員のままで良いと考えていた。
が、周囲の強い希望で仕方無く副騎士団長に就任する事に。バーレンとシュアの弓使いにはひっそりとライバル意識を燃やしている。
カノレル・エードレイ
(イラスト:うっしー氏)
37歳。ファルス帝国出身。帝国右翼騎士団副団長。
パワーとスピードを両立している斧使い。のほほんとした性格で至ってマイペースな人物。
バーレンの斧使いシュソンと、シュアの斧使いバリスディとは旧知の仲。
彼自身は貴族の出身だが、平民も貴族も分け隔て無く接する為に警備隊からも騎士団からも人気が高い。
ただし戦場での実力は本物。
ミアフィン・アントゥシャ
30歳。ファルス帝国出身。帝国両翼騎士団副団長。
シュアに留学していた魔術師。その後ファルス帝国騎士団員としてバーレンとの戦争に赴き、戦争での時の功績が評価されてこの若さで両翼騎士団の副団長に任じられた。
団長のルザロとは正反対に明るい性格。魔術師としては詠唱のスピードが速いのだが、威力は低め。そこを高級品の杖を使うことで魔力を増大し補っている。
バーレンのファルレナとは留学仲間で、シュアのロクウィンとは留学先で仲良くなった。
テトティス・リースレア
31歳。ファルス帝国出身。帝国警備隊副総隊長。
2本の短剣と魔術を使う魔法剣士で、最近までバーレンで魔術を習っていた。バーレンのアイリーナとはライバルでシュアのメリラともライバル同士。
どちらかと言えば冷静な性格であるが、言うべき所はハッキリ言うタイプ。
見るからに重装備のシャラードとは逆に、動き易い様にと軽装で戦場へと赴く。短剣を使う魔法剣士は余り居ないので珍しがられるらしい。
ワインが好物なのだが、最近呑みすぎてしまい禁酒中。
セヴィスト・ティリバー
(イラスト:うっしー氏)
36歳。ファルス帝国出身。ファルス帝国の現在の皇帝。
執務や政務はバリバリこなし、剣の腕も悪くは無い男。
前にバーレンと戦争をした事がある為か、バーレンの動きには常に目を光らせている。また、魔術が発達しているシュアの技術に興味があるらしく、最近転送装置の導入をした。
剣士としての腕前は抜群で、ルザロやシャラードには敵わないが、それでもキレとスピードがバランス良く合わさったレベルの高い剣技を披露する。
同じ国を治める立場にある者として、バーレンのシェリスとシュアの魔術使いの王であるレフナスの成長を内心ひそかに期待しているのだとか。
カルソン・ノレイク
35歳。ファルス帝国出身。ファルス帝国の宰相。
セヴィストの従兄弟。また、戦争の際は軍師として活躍する。
普段は宰相としてセヴィストをサポートしている。前にファルスの剣術大会にゲスト参加した時に、旅をしていたカリフォンと戦った事があり、その時の彼の剣の腕に只ならぬものを感じたとか。
また、カリフォンと同じく若いながらもシュア王国の第2騎士団の団長であるエリフィルにも一目置いている。礼儀正しいが、戦闘ではロングソードと弓を同時に使いこなすと言う荒業を見せる。
エイレクス・ノーブバール
33歳。盗賊団「血塗れの狂戦士」(バーサークグラップル)のメンバー。
目ぼしいお宝の情報をキャッチする為に色々な所を回っている。
大きな長斧の使い手で広範囲に渡る攻撃を繰り出し、簡単に倒されない様に工夫している。
ロークオン・ルディハーン
25歳。盗賊団「血塗れの狂戦士」(バーサークグラップル)のメンバー。
無口な金髪男。ロングボウと共に魔法も使うトリッキーな戦い方を戦法とする。
ウィタカーとは長年の付き合いであり、ジレディルの前は彼が右腕だった。
灰色のドラゴン・セルフォン
異世界ヘルヴァナールの、7色の伝説のドラゴンの1匹。2933歳。
人間としての職業は医者。健康管理には七龍の中で最も気を使っている。七龍の健康相談にも応じているが、最近は青龍が心配でしょうがない。風の魔術を扱う。
物静かな性格だが、只ならぬ輝きの目を持つ。医者で多忙な身なのでたまにしかドラゴンの姿には戻らないが、その分ドラゴンの姿での鍛錬は怠らない。
健康管理には気を使っているので絶対に無理をしない。そんな性格なので攻撃も防御も余裕を持ってする様にしており、少しでも怪我をしたらすぐ治療する様にしている。
人間としての武器はロングソードを使用。




