第一部メイン登場人物紹介(キャライラストあり。苦手な方は挿絵非表示でどうぞ)
ザドール・サイヴェル
33歳。エスヴェテレス帝国騎士団長で将軍。
軽い若者に見えるが実際はかなりの堅物。魔術とハルバードの使い手としても優秀な部類の男。
帝国騎士団副団長のユクスとは正反対の性格で、ユクスからは「国の法律が服を着て歩いている様な奴」と言われている。自己鍛錬が趣味。
ユクス・ウォルトーク
34歳。エスヴェテレス帝国騎士団副団長。
元々は世界中を転々とし、魔物や盗賊の討伐、商隊の護衛等で生計を立てていた傭兵だった。
弓と短剣使いで飄々とした性格の近距離と遠距離のどちらにも対応出来るオールラウンドタイプのイケメン戦士で、女性に人気がある。
ウェザート・ラナリオール
28歳。エスヴェテレス帝国で活動していた元傭兵であり、現在はエスヴェテレス帝国騎士団員の一人。
魔術師であり、杖を使って魔力を増大させて攻撃や防御、回復や援護とオールラウンドの戦い方をする。
反面、接近戦闘は大の苦手だが、それでも護身用に2本の短剣を持っている。
ディレーディ・ジリスフォン
36歳。エスヴェテレス帝国皇帝。
その剣術と弓術はザドールやユクスよりも上だと言われており実の所ザドールとユクスを同時に相手にしても全く引けを取らない程強い男で、更に好戦的な性格。
そろそろ領土の拡大をしたいと思い、ヴァンイストの進言もあり隣のヴィルトディンへと戦争を仕掛ける。
ヴァンイスト・ヘールレイン
32歳。エスヴェテレス帝国の宰相。
好戦的な性格の皇帝を抑えるブレーキ役でありながらも、領土の拡大には特に彼自身も反対しておらずヴィルトディンに戦争を仕掛ける。
主に戦術面で活躍するが、武術の腕もレベルが高く魔術と2本の槍の使い手として名を馳せている。
ウィタカー・エルローフォン
32歳。盗賊団「血塗れの狂戦士」(バーサークグラップル)のリーダー。
ヘルヴァナールの伝説のドラゴンが眠っているとされる遺跡にある秘宝を手に入れる為に行動している。
クールな性格ではあるが、大きな両手剣の使い手で戦場では豪快に戦う事で知られている。
ヴァレル・ジュノリー
27歳。「炎の剣士」の異名を持つ傭兵で、盗賊団「血塗れの狂戦士」(バーサークグラップル)に雇われてメンバーになった。
魔術により炎を纏った二刀流から繰り出されるその剣技から現在の異名がつき、相手を切り裂くと同時に燃やす事も出来るので手強い相手。ただしかなり暴走しやすいので、トークスに良く止められている。
トークス・コーラルヴェル
29歳。「死神」の異名を持つ黒髪の剣士。
ヴァレルとコンビを組んでいる冷静な性格の傭兵で、熱くなりやすい彼のブレーキ役になっている。現在ではヴァレルと共に盗賊団「血塗れの狂戦士」(バーサークグラップル)に雇われてメンバーになった。
とにかくクールに相手をロングソードで薙ぎ払う戦法が特徴で、ヘルヴァナール各地の情報にも詳しい。




