第六部メイン登場人物紹介(キャライラストあり。苦手な方は挿絵非表示でどうぞ)
シュヴィス・グノウェイナー
31歳。エスヴェテレス帝国で活動していた元傭兵であり、現在はエスヴェテレス帝国騎士団員の一人。
ウェザートと同じく魔術師で短剣も持っているのだが、彼はどちらかと言うとウェザートより攻撃魔術の威力が高く、反面回復や援護魔術の威力が低いのが特徴的である。
シュソン・カティレーバー
36歳。バーレン皇国出身。バーレン皇国騎士団斧隊隊長。
その細身の身体からは想像出来ない程の怪力を持つ斧使い。彼曰く「鍛えても筋肉が表面には出難い」らしい。
警戒心が強く、初対面の相手には一歩引いた感じで接するタイプ。その昔、初対面の相手にいきなり殺されそうになってからそう言う性格になったとか。
相手が信用できる人間と分かれば打ち解けるらしい。
ファルス帝国のカノレルとシュア王国のバリスディとは斧使い同士旧知の仲だが、カノレルの方とは国が対立している関係もあり、現在は絡む事が殆ど無くなった。
ラルソン・フィターティル
27歳。イディリーク帝国騎士団副団長。
上司であり友人でもあるジアルとは知り合いであり、彼が隊長になってからは彼の副官として、また、兵士部隊の副隊長として活動中。武器はロングソードを使用する。
パルス・セレラーク
26歳。イディリーク帝国兵士部隊副総隊長。ヴィンテスとはコンビを組んでいる。
正義感の強い性格であり、困っている人を見掛けるとすぐに首を突っ込んでしまうのでヴィンテスによく
止められている。短剣と攻撃魔術を使用。
ローレン・ロクレル
36歳。イディリーク帝国近衛騎士団長。
行動的な性格であり戦場に立った際にはハルバードを使用し、敵を薙ぎ倒して進んで行く。元は盗賊だった過去を持ち、ジャックスとはその時からの知り合いである。その為、国の外の事情に関しても詳しい。
カルヴァル・サルザード
35歳。元イディリーク帝国王宮騎士団長であり元帝国騎士団将軍で、新生ラーフィティア王国国王。
剣、斧、弓を使いこなし、冷静な判断力もあり、元将軍の名に恥じない実力を持つ。
かつてジェバーと共に他国1つを滅ぼした経験もあり、現在では帝王学の勉強等もしながら何とか王国を纏め上げており、イディリークを含めた他国と様々な取り引きが出来るまで王国を立て直した。
ジェバー・アローザ
31歳。元イディリーク帝国王宮魔術師で、現新生ラーフィティア王国宰相。
普段からテンションが高くかなりやかましい。誰に対しても敬語で喋る。しかし魔術の腕は天下一品。カルヴァルの噂を聞きつけてからは長いつき合いであり、国が変わって国王と宰相と言う立場になっても変わらずに現在もコンビを組んで活動している。宰相の立場に戸惑う事もあるが、今では何となくではあるものの要領を掴んで来ている。
ローエン・マリスデル
41歳。元イディリーク帝国王宮騎士団副団長で元帝国副将軍。
国が変わって新生ラーフィティア王国の騎士団長になった今でも相変わらず王城の警備を任されており、剣術と魔術を駆使して戦う。攻撃魔術が得意だが、回復魔術は苦手。カルヴァルよりも年上で、威厳のある落ち着いた性格の為か、国王のカルヴァルからは兄貴的存在として見られている。
ルイス・ナーヴァイン
33歳。ローエンの副官の元イディリーク帝国王宮騎士団員。
現新生ラーフィティア王国副騎士団長。隠密行動を得意とし、待ち伏せやトラップを仕掛ける裏方の仕事を戦場では彼が総指揮を受け持つ。ロングボウと魔術を駆使して戦うが、魔術は目立つので余り使わない様にしている。無口だが胸には熱い物を秘めており、ローエンから深く信頼されている。
ジレフィン・キースフォード
29歳。元カルヴァルの私兵団の兵士。現新生ラーフィティア王国騎士団の連隊長で4人の幹部の1人。
シャプティとは同じ荒くれ者のアジトで活動していたので顔見知り。カルヴァルを慕っており、忠実に任務をこなす。得意武器はロングソードだが、一応その他に斧も槍も弓も使える。しかし熱くなり易い性格の為に周りが見えなくなってしまう事も良くあり、その都度ヘーザに注意を受けている。
へーザ・セクサート
27歳。元カルヴァルの私兵団の兵士。現新生ラーフィティア王国騎士団の連隊長で4人の幹部の1人。
一通りの武器の訓練は受けているが、普段は得意な弓を使いこなす。城の兵士だったが、その弓の才能をカルヴァルに見いだされて私兵団の兵士になった。その他にも回復等の補助系の魔術が使える。冷静な性格で、無鉄砲な所があるジレフィンのブレーキ役でもある。
レーヴァ・ケイナーク
28歳。元カルヴァルの私兵団の兵士。現新生ラーフィティア王国騎士団の連隊長で4人の幹部の1人。
礼儀正しい性格。シャブティとはコンビを組み、良く一緒に居る姿を見る。槍の使い手であり小柄な身体を逆に利用し、素早い動きを軸にする戦法で一気に相手を串刺しにする。落ち着いた性格なので何かと突っ走りやすくなりがちなシャブティを抑え、息の合ったコンビネーションを見せる。
シャブティ・エフハーン
30歳。元カルヴァルの私兵団の兵士。現新生ラーフィティア王国騎士団の連隊長で4人の幹部の1人。
荒くれ者だった過去を持ち、アジトが壊滅した後にカルヴァルの私兵団に加わった。レーヴァとは性格こそ違えど意気投合しているので、現在ではコンビを組んでいる大斧使いである。突っ走りやすい性格であるが故に暴走してしまう事も多く、レーヴァに止められている姿を見る事が良くある。




