第五部メイン登場人物紹介(キャライラストあり。苦手な方は挿絵非表示でどうぞ)
ロサヴェン・ヴィレイス
34歳。旅人の剣士。
傭兵募集の張り紙を見ては応募し、戦場に立つ凄腕の傭兵でもある。
大陸中を旅して来たが、現在はヴィルトディンに住んでいる。ロングソードを使いこなし、自己流の剣術で勝負をする変則的なスタイルが持ち味。
歌う事が趣味だが、余り歌自体は上手くないのを気にしている。
ティラスト・フラード
26歳。ロサヴェンとは長い付き合いの傭兵。
物腰が柔らかく、何処かの貴族だとか王族であるとか言われる事が良くあるが、本人は平民出身。
魔術剣士であり、剣よりは魔術の方が得意。治癒術や攻撃魔術が使えるので、それが戦場で役に立つ事もしばしばある。剣はロサヴェンと同じくロングソードを使用する。
ジェディス・ケレイファン
29歳。ヴィルトディン王国王宮騎士団副団長。
エルガーの副官に当たり、名目上は副将軍となる。弓の使い手として名を馳せ、武功を上げて副騎士団長まで上って来た。
弓だけでは不安なので現在はロイティンと一緒に短剣術の特訓もしている。
酒には拘りがあり、エスヴェテレスのワインが好物。
ジアル・ベリウン
30歳。イディリーク帝国騎士団長。
ラルソンとは以前隊長を務めていた兵士部隊の入隊当初からコンビを組んでおり、騎士団に移籍して団長になってからもずっと腐れ縁になっている。武器は槍を特に好んで使用し、接近してきた敵を一気に薙ぎ払うのが得意。常時冷静沈着でクールな性格。
リュシュター・セリテュル
28歳。イディリーク帝国皇帝。
ロングソードを扱うが、血を好まないので自分は滅多に戦う事が無い。
元々は孤児で、前国王が怪我をしていた所を少年時代に助けたのがきっかけで召し抱えられて、国王には子供が居なかったので我が子同然の様に育てられた。
しかし20歳の時に国王が病死してしまい、彼がその跡を継いだ。
ヴィンテス・ティクザード
29歳。イディリーク帝国兵士部隊総隊長。副総隊長のパルスとはコンビを組んでいる。
弓と回復魔術を使いこなす男で、パルスとは正反対の技術の持ち主。それと同じく性格も正反対であり、いつも謙虚な姿勢である。
ジャックス・ラスバート
33歳。元盗賊のイディリーク帝国近衛騎士副団長。
ローレンの次に優秀とされている。大剣を軽々と振り回して戦うが、それ以外に回復魔術も攻撃魔術も使用できる為に援護役、回復役としても重宝されている。
モールティ・アレデヴェル
37歳。イディリーク帝国宰相。
彼自身はとても地味な風貌をしており一見宰相には見えないが、若き皇帝をサポートする事に関しては一流の腕前を持つ。リュシュターと同じく王宮騎士団の横暴には手を焼いており、ラルソン達が行動を起こしたのを見て積極的に彼等のサポートにも回る。大斧使い。




