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もうこの会社やめます

作者: 不慮乃徹夜



辞表



私はもうこの会社で働きたくありません。


だけどやめられたら困るというから善意で働いてきました。


それなのに、"あなたの働き方に問題がある、もっと働け"というのであれば、それは私を強制的に働かせようとすることにほかなりません。


つまり私を奴隷として働かせようとすること、私個人の自由の否定、身体の束縛、人権の侵害です。




このように私が主張すると、会社は次のように言うでしょう。


"それは道義的に間違っている。義理人情がわかっていない。君には徳義心というものがないのか(、薄情者め)"


と。




そうおっしゃるのであれば私にも言い分があります。


会社側がそういう主張で以って、私を善意で働いている以上に働かせようというのであれば、それこそ道義的に間違っているのではないでしょうか。


すなわち、基本的には私を奴隷として働かせようとしている。そして私が会社側の思い通りに働かなくなったら、それは道義的に間違っていると言って私の人格を否定する。


これでは私は、この会社と関わる以上人権を否定され続けなければならないことになります。


こんなのは間違っています。


だからもうこの会社では働きたくないです。



それなら善意の範囲でいいから働いてくれというかもしれない。


しかし答えは否です。


今述べたような性質がこの会社にある以上、私にこの会社で働く理由はありません。


したがって私はこの会社を辞めます。



今までお世話になりました。




読んでくださってありがとうございます


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