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死と宇宙(そら)

作者: 青井 蝶

死は宇宙(そら)へと

私たちから預かってきた いのち を返す


宇宙のいのちに

私たちのちいさな いのち が

やっと帰る瞬間が

死なのだ


そこに

いかなる裁きもなく

ただあるのは


死を通ってきた いのち は

苦役を終え


宇宙に

いのちに

成る




…〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

死は生き方が変わる、特異点のようなものだと思います。まだわたしは生きていて、どうなるかわかりませんけれども。ただ思い浮かんだので書きました。書いていて思います。亡くなった彼の人に、必ずまた会えるのだ、きっとまた必ず会えるのだ、と。

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