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200文字小説集

父の日(200文字小説)

作者: 日下部良介

 父の日。

 何日も前からテレビ等でこの話題が取り上げられている。

 気にならないと言えばウソになるのだけれど…。


「今日はパパのカレーが食べたいなぁ」

 今日くらいはお前が作ったらどうだ…。

 そんな風に思ったけれど、口には出せない。

「いいよ。任せとけ」

 まあ、いつものことだ。気にしない。


 出来上がったカレーを口に運ぶ娘。

「今日のカレーはすごく美味しい!さすがパパだね」

 どんなプレゼントより、この一言がやっぱりうれしい。





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― 新着の感想 ―
[良い点] やきもきしているお父さんと、機転がきく娘さん。言葉一つで触れ合えるご家族で素敵ですね^^。
[一言] 最高の褒め言葉ですよね。 私も父の日に、こうすればよかったと、読みながら後悔しました。 我が家は結局プレゼントを買ってしまったので。 うちの父は、モノを貰うよりもこういうパターンの方が好きじ…
[一言] 拝読しました。 実話ですね。おめでとうございます。
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