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闇色の翅  作者: 李音
妖精章Ⅹ 地獄の季節
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地獄の季節-12

 サーヤたちを助けた王国騎士団は、フェアリーラント王城の前に集まって整列していた。上官たちの間には、どこか悲愴とも言える空気が流れている。マスター達の気も知らずに、エイン・ヴァルキュウリア達は上空で話し合っていた。

「ううっ……体中が痛いわ。あいつらおかしいわよ! 何なのよあの馬鹿げた攻撃力はっ!」

「ルーンシールドの上からこんなダメージを受けるなんて、途中で撤退してくれなければ危なかったですね」

 ヴァナとオリビアは話しながら痛む体をさすっていた。

「ブリュンヒルドはあのダイヤモンドの妖精を追い返したのですよね、流石です」

 そう言うオリビアの賞賛に、ヒルドは首を横に振った。

「わたしが戦ったアールシェインは、トゥインクル・レスティアの中では珍しく、攻撃よりもバランスを重視したタイプだったからな。それでも無傷というわけにはいかなかった。他のフェアリーが相手だったら、お前たちのようにダメージを受けていたよ」

「もう二度とあのダイヤモンドの妖精達とは戦いたくないわね!」

 ヒルダが思わず本音を吐いた。

「わたしたち三人は無事に済んだが、わが主はこれからが問題だ」

「そうですね、ヒルドのマスターはこれからどうなってしまうのか……」

 オリビアが言った。そして三人のフェアリー達は主たちを心配そうに見下ろすのだった。

 地上では、シュウがクリームヒルトを問い詰めていた。

「上将軍、宰相にどう申し開きするつもりですか? 下手をすれば極刑だってあり得ますよ」

「分かっているわ」

「分かっているなら、どうしてあんな事をしたのですか! 宰相の命令どおり、あの少女を捕らえるべきだったのでは」

「何の罪もない少女を捕らえるのが騎士の務めだとでも言うの? あの少女だけではないわ、わたしたちが宰相の命令通りに動いたら、もっと多くの人が犠牲になったわ。騎士道とは私服を肥やす豚どもに順ずる事ではないわ、国のために尽くす道よ。この国のためにどうする事が正しいのか見極めなければならない」

「上将軍、そんな事を城の前で言わないで下さい!? ただでさえ危うい状況なんですよ!」

「シュウ、もう止めなさいよ。ここでクリームヒルトを問い詰めたって、何にもならないわ。とにかく、宰相と王女にお伺いと立てるしかないでしょう」

「それは確かに、そうなんですが……」

 副将軍シュウは、どうにも納得できないという顔をしていた。そんなシュウを一瞥してからファエリアは言った。

「クリームヒルトはあの少女を助けることが、この国の為になると思ったわけね」

「そうよ。はっきりとした理由はないのだけれど、あの子と対峙したときに直感したの」

 シュウはそれを聞くと、まるでこの世のものではない何かを見ているような目をした。

「あなたがそんな直感などで動くなんて、僕には未だに信じられません。ジークムンド家は百年もの間、王家に忠誠を尽くしてきた名門、その名誉と誇りをたった一人の少女の為に捨てるなんて……」

「今更どうこう言ったって仕方がないわよ。今のわたしたちに出来ることは、クリームヒルトの罪が少しでも軽くなるように祈ることくらいね」

「そうね、そう祈っていてちょうだい。命があったらまた会いましょう」

 それから騎士団に解散命令が出され、クリームヒルトは一人で城の中に入っていった。その後、クリームヒルトに下った沙汰は、小隊長への降格であった。極刑になってもおかしくない命令違反であったが、宰相はクリームヒルトの才能が惜しかったらしく、命までは取らなかった。これにはシュウとファエリアは胸をなでおろした。


 サーヤの行進から数日後、サーヤは疲れた体を引きずるようにして、シルフィア・シューレを目指していた。目的地に近づくごとに、サーヤに付いてきた人々は散っていった。数千いた行進も、今では数十人程度まで減っていた。

 セシリアは振り返り、もう物言わずただ黙ってサーヤに付いてくる人々を見つめた。残っているのは殆どがシルフリア付近から付いてきた人々で、サーヤに付いているというより、帰る為にただ歩いているという方が正しい。

「ここまで来ればもう安心ですわ。サーヤさん、わたくし達は故郷のスノーブルグに帰ります」

「セシリアさん……」

 サーヤは両手を重ねて胸に当てた。何か言わなければいけないと思うのだが、セシリアがいなくなるという現実が、サーヤを不安の底に引きずり込もうとする。感謝はしている、しかし心に重くのしかかるものが言葉を押し止めた。

 セシリアは、胸に置かれたサーヤの両手を取り、自分の手で優しく包み込んだ。彼女は知っていた、サーヤの右手には砕けたアメシストがずっと握りしめられている事を。

「サーヤさん、もう、泣いてもいいのですよ」

 そう言われて、サーヤは自分の気持ちに気づいた。そうだ、わたしは悲しかったんだ。大切な家族を、ウィンディを失ってしまったから。

 サーヤの緑色の瞳から堰を切ったように涙が溢れた。サーヤの中身は悲しみに埋め尽くされ、何も考えられなくなった。立ち尽くして涙を流すサーヤを、セシリアは強く抱きしめる。深く傷ついた少女の悲鳴が青い空に響き渡った。


 フェアリープラント、そこにはまだ約百体のエインフェリアが残されている。王国はそれを放置してはおかなかった。何せ百体で国家予算の一翼を担う程の価値があるのだ。

 今プラントでは、フェアリーワーカーを出荷する準備が進められていた。プラントの職員と研究員が総出で水槽から出したエインフェリアを一体ずつオルゴールに収めていた。プラントの関係者にとって、これがプラントでの最後の仕事であった。

「おい知ってるか? このエインフェリア一体で億単位って話だぜ」

「まじかよ!? 一匹もらっちまうか」

「やめとけよ、すぐにばれて捕まっちまうよ」

 職員たちが仕事をしながらとりとめのない会話をしている中で、研究員の女性が全裸のエインフェリアに服を着せながら言った。

「可哀そうだわ。こんなに可愛らしい妖精たちが、これから戦争に利用されるなんて」

「何が可哀そうなもんか、こいつらには意思なんてないんだ、ただの道具だよ。槍や銃と同じさ」

 そう言った男の研究員に対して、女性の方が何か言いたそうな顔をしていたが黙ってエインフェリアをオルゴールの中に寝かせ、次にセットのルーンシールドとフォトンウェポンも中に入れていた。

 その頃、フェアリープラントの上空にコッペリアが来て眼下の施設を見つめていた。

「裁きの時だ! お前達、目覚めな!」 

 コッペリアの背にある六枚の闇色の翅が開き、そして赤い輝きを放ち始める。するとプラントの施設内に並べられていたオルゴールが次々に開いて、エインフェリア達が起き上がった。

「お、おい、フェアリーが目を覚ましてるぞ!?」

「なんだこれは!? どうなってんだ!?」

 職員の男が研究員の一人を捕まえて怒鳴る。その研究員の男は混乱していた。

「あ、有り得ない。特殊な機器で命令をプログラミングするか、レギオンとなるフェアリーがいなければ動かないはずだ」

 女性研究員の後ろで、先ほどオルゴールに入れたエインフェリアが立ち上がっていた。そのか細い左腕にはルーンシールドを装着し、フォトンの槍を背にして斜に構えていた。女性研究員はそのエインフェリアと目が合うと、恐ろしくなってその場に座り込んでしまった。

「その目の輝きは、間違いないわ。この子たちは自分の意思を持っている!!」

「そんなはずはない! こいつらは意思を持たないただの道具のはずだ!」

 男性研究員がそう言った瞬間、女性研究員の目の前にいたエインフェリアが飛び出し、そして辺りに血の雨が降った。

「え?」

 女性研究員が振り向くと、エインフェリアに首を跳ねられた男性研究員が、頭部の無くなった場所から噴水のように鮮血を噴き出していた。頭部を失った下半身が両膝を付いて項垂れ、輪切りになった首の付け根が女性研究員の正面を向いた。

「い、い、いやあぁーーーーーーっ!!?」

 その悲鳴を合図とするように、目を覚ましたエインフェリア達はその場にいた人間を次々と惨殺した。必死に生き残ろうとする人間たちが阿鼻叫喚を巻き起こした。そこにあるのは死を決定付けられた人間の絶望だ。ほとんどの人間がエインフェリアの槍で胸を一突きされるか、光線で体を射ぬかれるかして絶命したが、運が悪い者は頭を真っ二つにされたり首を切断されたりしていた。数分でほとんどの人間が絶命し、ただ一人、女性研究員だけが無数に転がる無残な屍と飛散した血の中で無傷で生きていた。彼女は自分の同僚が殺されていく様子を見ながら恐怖していたが、その反面で自分は殺されないという奇妙な確信と安心感があった。


 エインフェリア達は次々と研究所の外に出てくると、上空にいたコッペリアの周りに集まってきた。

「お母様は、サーヤは、妖精による世界の再生を望まなかった。しかし、だからと言って、妖精(わたしたち)を虐げてきた人間共の罪が許される事はない! 断罪の時が来たのだ!!」

 コッペリアが六枚の翅を開いてシルフリアに向かって飛び出すと、無数のエインフェリア達もそれに続いた。

「さあ、地獄の季節がやってきた!!」

 コッペリアが六枚の羽を開いて飛び出すと、無数のエインフェリアたちもそれに続いた。


 薄暗い森の中、そこは人間たちが遊びでフェアリーの命を奪う場所である。以前シャイアがサーヤをつれて来た場所だ。この日も数十人という人間たちが森に入って残酷な遊びを楽しんでいた。

「この森が近いうちに閉鎖されるらしいぜ」

「何だと? そんな事になったらストレス解消ができないじゃねえか」

 狩人を気取った二人の男がボウガンを肩に乗せて語り合っていた。

「プラントが潰れてワーカーが確保できなくなったって話だ。だからワーカーの値段が急に上がり始めているらしい」

「ふん、そりゃ残念だ。じゃあ今のうちに楽しんでおこうぜ」

「おい、いたぞ、妖精だ!」

「よし、まかせろ!」

 木の上に立っていたボロ布を纏ったボブの金髪に青い瞳の妖精は、狩人たちに気づくと飛び上がって逃げ出した。

「のろいぜ!」

 狩り易いように調整されているフェアリーなので、動きが遅いのは当然だった。妖精を狙った男は、自分が一流のハンターになったような気で矢を放つ。その矢は妖精の背中に突き刺さって胸を貫通した。妖精は悲鳴を上げながら墜落し、地面でのた打ち回った。(えせ)非狩人たちはその妖精の姿を見て訝な表情を浮かべた。

「おい、何だよこいつ、悲鳴をあげてるぞ」

「ああ、こんなの初めて見たな。狩場の妖精はただ逃げるだけで、声なんて出さないはずだ」

「もう閉鎖が近いから、特別に楽しませてくれようって計らいか」

「はは、そうにちげぇねぇ」

 その時、男たちの話はいきなり聞こえてきた凄まじい悲鳴により中断された。目の前で死にそうになっているフェアリーとは明らかに異質であり、そして自分たちと同種である者の悲鳴だ。

「おい、何だ今の悲鳴は!?」

「人の声のように聞こえたが……」

「結構近いぞ、何かあったのか?」

「……なんだ、こりゃ」

 狩人の一人が何かに気づき、異様な目つきになった。

「うん? どうした?」

 もう一人の方が狩仲間の視線の先を見ると、先ほど射抜いた虫の息の妖精の周りに、別の妖精たちが集まって見下ろしていた。よく見ると、その中には狩場の妖精とは明らかに違う、武具を装備した妖精が一体混じっていた。そして、背中から胸を射抜かれた仲間が死ぬと、彼らの視線は一斉に似非狩人共に集中した。その小さな妖精たちの瞳は、恐ろしい憎悪に満ちていた。おろかな人間どもは本能的に危険を感じて震え上がった。

「や、やばいぜ、なんかよく分からんが、これはやばいぜ……」

「は、早く、逃げよう!」

 男たちは振り返って逃げようとした瞬間に、極度の驚愕と恐怖から女のように甲高い悲鳴を上げていた。彼らの周りにある木々の枝々に、無数の妖精たちが止まって見下ろしていたのだ。男たちは狩の対象であった妖精たちに完全に包囲されていた。そして次の瞬間、妖精たちは一気に男たちに襲いかかった。

「う、うわああーーーーっ!!? くるなーーーっ!!?」

「何だこいつら!!? 何しやがる!!?」

 錯乱する人間共は四方八方から手足を妖精たちに押さえつけられ、まったく動けなくなった。一人は大木の木の幹に立ったまま押さえつけられ、もう一人はガリバー旅行記さながらに地面に押さえつけられた。

「な、なんだこりゃ!!? てめぇらどうするつもりだ!!?」

 地面に押さえつけられている男の顔に、何かの影が被さった。彼の頭上には信じたくない現実が繰り広げられていた。数人のフェアリーたちが巨大な石を持って笑いを浮かべていたのだ。それはまるで、小学生の児童が初めての理科の実験に興味をそそられているという笑いと同じ、この大きな石を下の人間に落としたらどうなるのだろうという興味からの無邪気な笑いである。

「おい、冗談だろ!!? 止めてくれ、頼む!!!」

 男は先ほどまで狩の獲物だった妖精たちに、泣きながら懇願した。もし手が自由であったら、神に祈るように手を組んでいたであろう。しかし、そんな祈りは届かない。フェアリーたちは気まぐれな興味と、仲間を殺された憎悪に従って行動した。巨大な石はフェアリーたちの手から離れ、男の顔面に向かって落下した。複雑な凹凸のある石面が急激に接近して、男の顔に覆い被さる影が濃くなっていく。

「うわあああああああああああ、がぼぉっ!!?」

 大石に顔面を潰されて男の悲鳴は途切れた。頭蓋骨は地面と石の間で粉々に砕かれ、潰れた脳天から脳漿が飛散する。無傷の体の方は小刻みに痙攣していて、妖精たちはそれを面白そうに眺めていた。

 フェアリーとは本来、人間を喜ばせ、幸せにする為に存在する生き物である。通常はマスターの命令でもない限りは人間に危害を加えることはない。しかし、狩場のフェアリー達は人間に傷つけられ、何度も仲間の死を目の当たりにし、閉ざされた心の奥底に人間への憎しみを蓄積してきた。その心が開放されたとき、フェアリー達は人間を襲う怪物と化した。

 頭を潰された男が動かなくなると、妖精たちの興味は大木に押さえつけられている方の男に移った。そっちの男はとても耐え切れぬ恐怖により、まるで幼少期にでも戻ったかのようにわけの分からない言葉を発しながら小便を漏らしていた。そこへ一人のフェアリーが飛んできて、顔を潰された男が手放したボウガンを拾った。そして他のフェアリーたちも集まってきて、みんなで何やら話し合いを始めた。ボウガンの使い方が分からず、相談しているらしかった。やがて一体だけ混じっていたエインフェリアが話し合いに入ってきて、ボウガンを受け取ると男の方に向けた。

「い、いやだ、止めて!!?」

 男の懇願する声を合図とするように、エインフェリアは矢を放った。それは男のわき腹に見事に命中し、貫通して木の幹にまで突き刺さった。男の口から空を切り裂き、森を揺らすような悲鳴が上がる。妖精たちは大喜びで、見事に矢を命中させたエインフェリアを褒め称えて小さな手で一斉に拍手をした。彼女らは人間の悲鳴など気にもかけていなかった。人間がフェアリーを平然と殺すように、フェアリー達は仲間を殺した存在が泣こうが喚こうがどうでもよかった。そして、子供のように純粋無垢な心は、憎悪により想像を絶する残虐性を生み出す。わき腹を貫かれた男にとって、本当に恐ろしいのはここからだった。

 エインフェリアはご丁寧に新たな矢を取り付けてから、他のフェアリーにボウガンを渡した。するとボウガンを受け取ったフェアリーは、おぼつかない手つきで男を狙った。

「や、止めてくれ、止めてくれぇ……」

 矢が飛んだ。そして一瞬後にそれが男の右耳と貫いていた。

「ぐあぁーーーーっ!!? いてぇよぉ、死にたくないぃ!!!」

 男が悲鳴をあげる程に、妖精達は喜んでいた。まるでサーカスでも見ている子供ような趣であった。

 フェアリー達の人間的当てゲームはしばらく続いた。みんな矢を撃つのが下手なので、急所を外れたところばかりに矢が突き刺さって、その度に悲惨な男の悲鳴が森の中を駆け巡った。他にも森の至る所から同じような悲鳴が上がっていた。可愛らしい妖精たちの反乱により、森は地獄と化した。


 大木に(はりつけ)にされた男は、全身に矢を受けて出血多量で意識が朦朧としていた。でもまだ死んでない。彼に突き刺さっている十数発の矢は、幸か不幸か急所には一つも当たっていなかった。この時になると、フェアリー達はボウガンを撃つコツを掴んできて、次の矢は男の下腹部に命中した。男は今まで経験した事のない激痛により意識が覚醒し、頭を激しく左右に振った。

「ぐはあぁっ!!? いでぇっ、もう嫌だっ!!! 殺してくれ、お願いだからもう殺してくれーーーっ!!!」

 長く与えられた異常な恐怖と絶望により、男の死にたくないという気持ちは、早く殺して欲しい変わっていた。その願いを聞き入れるかのように一本の矢が飛来した。それは男の左目に突き刺さり、矢先は眼底を貫いて脳まで達した。男は極限の苦しみの中で目を見開いたまま項垂れて絶命した。大当たりしたフェアリーはその場で飛び跳ねて喜び、周りの妖精たちは嬉々として子猫のような声を上げていた。


 人間が妖精を駆る場から、妖精が人間を狩る場に変貌した森の上空には、エインフェリアを引き連れたコッペリアが静止していた。彼女は森から聞こえてくる人間どもの悲鳴を、心地よさそうに聞いていた。やがて、森にいた人間をすべて殺した無数のフェアリーワーカーが、コッペリアの軍団に合流した。コッペリアが闇色の翅を開いて飛び出すと、無数の妖精達はキラービーの集団のように黒いうねりとなって、コッペリアの後に続いた。


 コッペリアは飛んでいく、シルフリアへと飛んでいく。闇色の翅の妖精に続くのは、悪魔となった子供たち、人間が悪魔にした子供たち、人は自ら生み出してしまった恐ろしい存在によって裁かれるだろう。 

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