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異世界服屋・ファンタジーの服の名前・服装用語  作者: 鏡野スガタ


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留め具・ベルト・ 帽子・仮面・小物・カバン・靴

名前検索する場合()内の方が多く参考画像が出ます。

 ◆()め具

 主に(ひも)とボタンとベルト。

 中世にゴムはないが、不便なのでファンタジーでは普通にある。


 ■留め金、留め金具、クラスプ

 金属でできた留め具。クラスプはアクセサリーの留め具のことだが服にも使われることがある。小さめの留め具。


 ■フックボタン

 (かぎ)を輪に引っかけて留めるボタン。原始的なボタン。ファンタジーでも金属の装飾されたフックで服やコートを留めている。


 ■バックル

 紐やベルトを結んで留める代わりに使う留め具。バックルなら結び目がほどけるような心配がなくオシャレアイテムでもある。ベルト、靴、カバンやリュックなどに使われる。


 ■ストラップ

 長い紐や革のついた留め具。細長い留め具。ベルトと表現するには違うときにも使う。


 ■チェーン

 (くさり)の留め具、装身具。チェーンの片端に留め具をつけてもう片端に小物や貴重品や武器をつけることもある。中世の貴族はチェーンのついた懐中時計をベストのポケットに入れていたりする。チェーンをポケットから出してベストに留めておくと懐中時計の落下紛失防止になりチェーンがベストのアクセサリーにもなる。アルバートチェーンともいう。

 ファンタジーでは懐中時計の他に武器や重要アイテムをつけていたりする。



 ■フィブラ(fibula cloak)

 マントの留め具。ブローチの起源。金属製で装飾性もある。留め方はピン留め。馴染みがないのでブローチ、ボタンでも問題ない。

 中世では丸いブローチのようなものが多い模様。

 ファンタジーでは二つの止め金部分を紐やネックレスのような装飾した金属紐で繋いでいるものが多い。簡単に書くとチェーン付きフィブラだろうか。


 ■ブローチ

 装身具。ピン留め。マントや服の留め具でもあるが、オシャレアイテムとしてつけられることが多い。

 地位、階級、宗教、お守りなどデザインや宝石に意味が込められていることがある。


 ■エンブレムブローチ デザインに紋章を取り入れたブローチ。エンブレムボタン、エンブレムピンもある。


 ■チェーンブローチ

 2つのブローチをチェーンで繋いだブローチ。デザインは同じだったり違ったりする。


 ■カラーピン ・カラーチップ

 (えり)飾り。カラーピンは金や銀のピンで両襟を繋ぐように留める。カラーピンチェーンもある。カラーチップは襟の先端を飾る。さりげないオシャレアイテム。


 ■カフリンクス・カフス・カフボタン

 袖口(そでぐち)を留めるためのボタン。取り外し式。装飾性が高い。主に貴族のオシャレアイテム。

 つけ忘れ、置き忘れで浮気や事件の証拠品になりやすいボタン。


 ■リボン

 留め具、飾り、装身具。留め具としては髪や服やマントなどに使われる。飾りとしては髪やドレスなどにつけたり首や手足などに結んだりする。装身具としては王冠や胸に権威や勲章としてつけたりする。


 ■リボンブローチ

 リボンの真ん中にブローチがついている。襟元や髪を飾ったりする。


 ■徽章(きしょう)記章(きしょう)、バッジ

 徽章は所属を示す紋章が入った留め具。金属の徽章をピンで留める他に制服に縫いつけたり(エンブレム)帽子に縫いつけたり(帽章(ぼうしょう))する。

 記章は催しの参加を示す留め具、リボンなど。現代では徽章の字が難しいのでどちらも記章と書くようになりつつある。

 バッジは徽章と記章と同じだが自由度が高くキャラクターバッジなどもある。



 ◆胸飾り


 ■ジャボ

 布やレースのひらひらした胸飾り。オシャレアイテムなので種類は色々ある。ブローチをつけていることが多い。


 ■クラバット

 布やスカーフの首飾り。ネクタイ類の起源。オシャレアイテムなので結び方は色々ある。


 ■リボンタイ

 布やレースの首飾り。リボン結びにする。


 ■ボウ・ボウタイ

 蝶ネクタイ。種類は色々あるが、中世やファンタジーでは布やリボンを蝶結びにしていることが多い。


 ■ループタイ

 紐ネクタイ。可動式の留め具になっているブローチで締める。



 ◆ポケット、オモニエール

 中世の服にはポケットがないので腰のベルトや紐に袋を()げたり、服の下で腰に結んだりしていた。オモニエールは腰に提げる袋。財布、小物入れ。

 ポケットがないと不便なのでファンタジーでは普通にある。


 ■隠しポケット

 どこにあるかわからないように作られたポケット。

 貴重品など隠したいものを入れておく。


 ■ゲームポケット、マップポケット

 ハンティングジャケットに付いている獲物を入れる大きなポケットのこと。地図を入れるポケットともされている。何を入れてもいい便利なワイルドポケット。

 ファンタジーでは冒険道具、採取物、戦利品などを入れたり、無限収納できたりする。


 ■ナイフポケット

 ナイフを入れるポケット。服、ズボン、ブーツなどにある。


 ◆カフス、カフ、つけカフス

 服の袖口。ファンタジーでは袖なしや半袖の服と合わせてカフだけ単体でつけていることがある。


 ◆手袋 グローブ

 現代と変わらない。糸や毛糸を編んだもの、布製、革製、レース。指部分がわかれてないものはミトン。実用的な使用から宗教的な使用まで。


 ■礼装手袋、フォーマルグローブ

 手の甲に三本のピンタックがある手袋。ファンタジーでは王子様や執事がしている白い手袋。


 ■ガントレットグローブ

 カフが長く広がっている手袋。主に革製。

 ファンタジーでは軍服のときや冒険や戦闘時にはめている。


 ■クローグローブ (Claw Gloves)

 爪、鉤爪のついた革手袋。

 ファンタジーでは武器にもなる。魔族や獣人は自身の鉤爪に変化することもある。


 ■ハーフグローブ

 手のひら半分か指先がないか、どちらか半分になっているグローブ。


 ■フィンガーレス

 指先がないハーフグローブ。指の部分が露出する手袋。指先を使う作業に向いている。パンチで戦うキャラが手の甲を保護するためにはめていたりもする。フィンガーレスパンチグローブともいう。


 ■ハーフパーム

 手のひら半分のハーフグローブ。パームは手のひらのこと。手を覆う布地が手のひらの半分までしかない手袋。通気性がよく手作業に向いておりファンタジーでは武器を使うキャラがはめていたりする。オシャレ要素も大きいらしい。


 ■アームカバー、レザーアームカバー

 腕を保護するカバー。ファンタジーではオシャレアイテムとしてつけている。鎧の腕当てのように攻撃をガードするためでもあるかもしれない。


 ■スタッズ

 手袋の飾り(びょう)。革製の手袋に銀のダイヤ形や丸形のスタッズがついていることが多い。金銀色とりどりで細かい模様のスタッズもある。



 ◆靴下・ソックス・ストッキング・タイツ

 靴下は現代と変わらない。絹製やストッキングは高級品。中世はゴムがないのでガーターで留める。面倒なのでファンタジーではゴム留めが普通。

 靴下、ストッキング、タイツと書くのに抵抗がある場合、ホーザリーと書くと響きにファンタジー感と魔法感があるのでいいかもしれない。ただ、ホーザリー(レッグウェア靴下類の総称)があまり知られていないので伝わらないかもしれない。


 ◆靴下、ソックスの長さ

 長さは微妙な違いが多く名前は色々ありややこしい。


 ■スニーカーソックス、アンクル

 くるぶしか足首くらい。


 ■ロー、ショート

 ローは足首より短い靴下全般。ショートは足首上。


 ■ソックス、クルー

 ふくらはぎ半分。一般的に靴下といわれる長さ。

 ソックスは短めの靴下全般。クルーは船乗りのこと。船乗りが履いていた厚手の靴下のこともクルーソックスという。


 ■ハイ、ハイソックス

 膝下。ハイは高いこと。


 ■ニーハイ、ニーソックス、

 ニーは膝のこと。ニーハイは膝上。ニーソックスは膝上の靴下全般。ニーソともいう。


 ■オーバーニー

 太もも半分くらい


 ■サイハイ

 サイは太もものこと。ショートパンツやミニスカートだと太ももがちょっと見えるか隠れるかくらい。


 ■ミドル、ロングホーズ

 スーツのときの靴下の長さ。ミドルが一般的なソックス。ロングホーズが膝下。足を組んだり曲げたときなど素足が見えるのを完璧に防いでくれる。素足の見えるショートソックスは仕事やフォーマルな場ではNGといわれている。




 ◆ベルト類

 中世のベルトは主に革製だが庶民は(ひも)も多い。装飾目的や荷物を提げるため服の上で締める。

 中世にはベルトループがない。

 ファンタジーでは現代と同じで色々な種類があり、ベルトループもある。


 ■ソードベルト、剣帯(けんたい)

 剣を携えるためのベルト。中世ではあらかじめベルトに鞘を固定していたり、絵画には留め具のようなものも見られる。

 ファンタジーでは多機能で複雑なデザインのものもある。


 ■ユーティリティベルト、タクティカルベルト

 フックやケースや武器ホルスターなどがついた多機能なベルト。

 ファンタジーでも冒険や戦闘時によく装着している。


 ■ツールベルト

 仕事や作業に使う道具を入れるバッグのついたベルト。


 ■ロープベルト

 長めのを腰に巻いておけばロープが必要なときに役立つベルト。


 ■タッセルベルト

 タッセル((ふさ)飾り)がついたベルト。中世感と貴族感がでるオシャレベルト。


 ■ダブルベルト、ダブルバックルベルト

 二本セットになっているベルト。しっかり留めるためとオシャレ要素がある。ズボンの他に襟によく使われる。ダブルベルトネックなどという。


 ■サスペンダー

 ズボン留め。中世のズボンにはベルトループがないためサスペンダーを使う。

 ファンタジーでも軍服以外はベルトよりサスペンダーが使われているようである。


 ■ガーター・ガーターリング・ガーターベルト

 ズボン、靴下、ストッキングが落ちないようにする留め具。サスペンダーもガーターに含まれる。中世でもオシャレアイテムのひとつで紐、革、リボン色々ある模様。

 中世にはガーター騎士団という存在がおりガーター勲章というものもある。ガーター (靴下留め) が騎士団の証になっている。ファンタジーにはそれをモチーフにしたガーターもある。騎士団や組織の一員の証、階級を示すなどのシンボルや装飾があったりする。

 ファンタジーではガーターに武器ホルスターがついたものもある。


 ■アームベルト、アームバンド

 腕につけるベルト。装飾的なものと袖をまくったときの留め具がある。

 アームバンドは腕章(わんしょう)の意味もありファンタジーでは組織や階級を示すためにコートなどの上着の腕につけていることもある。


 ■ハーネスベルト

 安全ベルトだがファンタジーでは黒革でオシャレアイテムとしてつけている模様。肩当てなどを装着したり武器や道具を携帯するための留め具がついていたりもする。


 ◆ハーネスベルトの種類


 ■ボディハーネス、チェストハーネス

 上半身用。首と腰と胸と背中にかけて装着する十字架のような形状。


 ■ウェストハーネス

 上半身用。腰と肩にかけて装着するベルトとサスペンダーのような形状。

 ボディ、チェスト、ウェストハーネスは名前の使い分けはあまりされていない。


 ■レッグハーネス

 下半身用。腰と太ももにかけて装着する。ガーターベルトのような形状。


 ■ソードハーネス

 剣を携えるためのハーネス。主に背中に剣を背負うためのもの。




 ■サッシュ 

 主に王侯貴族や軍人が儀礼的な場で着用する帯。肩からナナメに(たすき)掛けにする。権威や勲章や装飾の意味があり色分けされている。


 ■サッシュベルト 

 ベルトタイプのサッシュ。日常で締める場合もある。軍隊で部隊ごとに色分けしていることもある。

 ファンタジーの貴族軍人キャラはよく赤いサッシュベルトを締めている。サッシュと略されることが多い。



 ◆帽子類

 帽子の頭を覆う部分全体はクラウン。

 頭の上を覆う部分は天、トップクラウン。

 側面はサイドクラウン。

 リボンなど巻く部分は腰。巻くものはリボン、ハットバンド、帯。

 日差しよけ部分はつば、ブリム。

 つばの(ふち)はエッジ。


 ■ハット

 つばが全周にある帽子。


 ■キャップ

 つばが前方だけか、つばが無い帽子。


 ■フード・頭巾(ずきん)

 形状は赤ずきんちゃんの頭巾が一般的。男性も被る。中世のフードは先端 (後頭部のところ)が尖っているものもある。

 ファンタジーではトンガリと呼ばれて魔法使いが被っている。


 ◆フードの特徴

 ●リリパイプ

 フードの先端についた筒状の長い飾り布。

 ファンタジーでは魔法使いや道化師のフードなどにあり星や丸のチャームや鈴をつけていたりする。



 ■ベール

 布製の(かぶ)り物。生地は厚いもの薄いもの両方。日常では髪だけ隠すものを被り、布を被っているだけなので落ちないようにヘヤバンドやサークレットで留める。縁飾りがあれば重みになって落ちないこともある。結婚式や特別な理由の時に顔まで隠すものを被る。頭の保護、宗教、魔除けなど様々な理由で被る。


 ■フェイスベール 目だけ出して顔を隠す薄い布。フチを装飾して綺羅びやかなものもある。占い師や踊り子がよくつけている。


 ■ウィンプル 布製の(かぶ)り物。中世では被り方が色々ある。現代とファンタジーではシスターが被っている。


 ■ミトラ 

 神官が被る(かんむり)


 ■三角帽子・トリコーン

 つばの両側と後ろを上げて留めた帽子。一般人、乗馬時にも被るが、軍人、海賊がよく被っている。羽をつけて飾ったりしている。飾り羽、フェザーという。


 ■とんがり帽子

 頭を覆うクラウン部分が尖っている帽子。

 ファンタジーでは魔法使いや魔女が被っている。その場合ウィザードハットともいう。



 ◆ヘッドドレス

 頭飾り、帽子全般。


 ■サークレット

 (かんむり)。頭を覆う部分がないリング状の冠で、頭を覆う部分のある冠よりランクが下。絵本などの王子様が被っているギザギザの冠。被り方も頭に載せていたり(ひたい)まで深く被っていたり、デザインも沢山ある。女性用はティアラとも書く。


 ■ティアラ 女性用の冠。


 ■フロントレット(frontlet) (ひたい)飾り、額につけるヘッドドレス。フロントレットではあまり知られていない。額にサークレット、額にティアラなど、額に○○と書くのが無難。


 ■ラリエット(headdress lariat) 宝石やビーズを連ねた髪飾り。ネックレスのように柔軟性がある。かぶったり髪に編みこんだりして飾る。大小様々な宝石やビーズを幾重にも連ねるなどしてデザインが変わる。


 ■フレンチフード 装飾された布製のアーチ形ヘッドドレス。


 ■エナン 貴婦人の被るトンガリ帽子が有名だが、バケツ形、二股に別れた形など、形は個性的で沢山種類がある。


 ■ジュリエットキャップ 透かし編みに宝石やビーズをつけた網目状のキャップ。


 ■ボンネット 

 帽子。頭を(おお)う部分は柔らかい布製で顔を隠す広いつばがあり(あご)下で紐やリボンを結ぶ。

 ファンタジーではゴスロリ系のワンピースやドレスと合わせて被っている。


 ■メイドのヘッドドレス。

 種類が色々ある。帽子はメイドキャップまたはモブキャップ。ホワイトブリムは白いレースのついたカチューシャを指すようである。ボンネットのリボン部分だけのようなものもあるが名前は不明、これをヘッドドレスと呼ぶことが多い。レースのヘッドドレスなど。


 ■うさ耳リボン・動物耳カチューシャ

 うさ耳リボンは頭に結んだリボンの両端をうさ耳に見立てたリボン。ファンタジー限定。現実ではリボンを結ぶだけでうさ耳にすることはできないので、耳の形を作り針金を入れてピンとさせる必要がある。スカーフの方がうさ耳に似ていていいらしい。

 動物耳カチューシャは動物の耳の飾りがついたカチューシャ。うさ耳、猫耳、犬耳、鹿や牛など(つの)もある。




 ◆仮面 マスク

  顔を隠すための道具。シンプルなものから装飾されたものまで色々ある。顔を隠す理由は様々で、仮面の下には美しい顔、恐ろしい顔、知り合いなど驚きが隠されている場合が多い。

 留め具は紐か革。留め具を使わず魔法でつけていることもある。

 仮面は顔全体や一部を隠すもの、マスクは口元を隠すものと区別さているようである。


 ✳着脱の表現

 被る、装着、つける、外す、取る。


 ◆仮面の種類


 ●フルフェイス

  顔全体を隠す。


 ●ハーフマスク

  顔半分を隠す。目から鼻までの上半分と鼻から顎までの下半分の二種類ある。片目だけ、顔の片側だけ隠すマスクもあるが名前がないのでそのまま説明するしかない。


 ●ドミノマスク

 目元だけ隠す。目元の仮面ともいう。


 ●ベネチアンマスク

 仮面舞踏会などでつける装飾された仮面。


 ●ペストマスク、鳥のマスク

 鳥の顔を模したマスク。中世でペストが流行した時に医者が被っていた。不気味なマスクなのでファンタジーでは医者以外のキャラも被っている。


 ●マズルマスク、口輪マスク

 犬が人を噛まないように装着するマズルガードのようなマスク。噛みつきそうなキャラがつけている。


 ●装甲マスク、アーマーマスク

 鎧のような防具になっているマスク。



 ■口布(くちぬの)、ネックゲイター(Neck Gaiter)

 口元を覆う布。フードやマントについていることもある。



 ■眼帯(がんたい)

 目を保護するための医療器具。ファンタジーでは特殊な目を隠すため、片目たけ暗闇に慣れさせておくためなど怪我以外の理由でつけていることもある。


 ■包帯、バンテージ

 包帯は治療用の長い布。白だけでなく黒など色は色々ある。

 バンテージは体を保護するために巻く布。

 ファンタジーでは包帯を解くと封印も解けてしまうことがある。包帯が武器になることもある。




 ◆メガネ類

 目の部分はレンズ

 耳にかける部分は、つる、テンプル。

 鼻にかける部分はブリッジ。


 ■リーディングストーン

 メガネの原型。半円形のガラスを本などの文章の上にのせて拡大する。拡大鏡に近い。


 ■ローネット、手持ちメガネ

 手で持って使うメガネ。テンプルのないものとテンプルのある折りたたみ式がある。


 ■パンスネ、鼻眼鏡

 ブリッジだけのメガネ。落ちないようにチェーンをつけて服に留めたりする。


 ■モノクル、片眼鏡

 片目だけのメガネ。眼窩(がんか)に挟んでつける古典的なものとテンプルとブリッジがあり耳にかける使いやすいものがある。必要に応じて取り出して使うのは眼窩に挟むモノクル、モノクルを常につけている、かけている場合はテンプルとブリッジのあるモノクルだろう。


 ■丸メガネ、ラウンド

 レンズが丸いメガネ。

 中世のメガネは丸メガネなのでファンタジーでもよくかけている。装飾的なチェーンをつけて肩にかけたり服に留めていることも多い。


 ■リムレス、ツーポイント

 フレームのないメガネ。レンズとテンプルとブリッジだけのシンプルなもの。




 ◆小物


 ■ホルダー

 武器や荷物や貴重品などを携帯しておくための留め具。


 ■ポーションホルダー

 ファンタジー限定。ポーションを入れる瓶を携帯しておくためのホルダー。採取瓶や調理瓶など小さい瓶なら何でも収納しておけるだろう。ベルトに留めていることが多い。ケースもある。


 ■ホルスター

 武器や物を入れる専用のケースがついた携帯するための留め具。ガンホルスター、ナイフホルスターなどがある。ファンタジーでは杖ホルスターもある。

 ※ホルスターとホルダーは混同されがちで使い分けは人によって違う。


 ■ブックホルスター

 本を携帯するためのホルスター。ケース付きとベルトで留めるものと種類がある。

 ファンタジーではベルトやカバンにブックホルスターを留めて魔法書を携帯していたりする。



 ブックホルスターとポーションホルダー

挿絵(By みてみん)



 ■シース(Sheath)、スキャバード(Scabbard)

 剣や斧など武器の(さや)。ベルトなどに装着して携帯するための留め具がついているものもある。

 携帯する鞘には剣なら剣身を全て収納するものと|一部を固定するだけで剣身が剥き出しになるものがある。

 背中に携帯するものは背中の鞘、バックシース、バックスキャバード。

 シースは短剣のような小さい武器用、スキャバードは大きな武器用と使い分けることもある。


 ■バルドリック(Baldric)、剣帯(けんたい)

 武器などを携帯するための革帯。肩から斜めにかける。


 ■クイックドロー〇〇

 クイックドローは早撃ちのこと。早撃ち用の銃を入れるホルスターのように武器や道具を素早く取り出せる入れ物のことをクイックドローホルスターという。

 クイックドローホルダー、クイックドローシース、スキャバード、バルドリックなど色々ある。




 ◆カバン類


 ■(かばん)、カバン、バッグ

 荷物を入れて運ぶための入れ物。布製、革製、木製、鉄製。ポケット、仕切り(コンパートメント)、鍵付きもある。

 開閉の留め具はベルト、ボタン、差し込み、パチン錠など種類がある。

 カバンとバッグの違いはカバンは実用性の高いもの、バッグはファッション性の高いものらしいが人によって使い分けは違う。

 ファンタジーでは色々な魔法のカバンがある。


 ■ロクルス

 古代ローマの革製カバン。


 ■ハンドバッグ

 持つ部分がないのもある。片手に持てるくらいの大きさ。


 ■手持ちカバン

 持つ部分は持ち手、ハンドル。ファンタジーでは革製のものを見かける。



 ■ショルダーバッグ

 肩掛け部分は肩紐、ショルダーストラップ。ショルダーと略される。


 ■ウエストバッグ

 ベルトにフックで留めるものとベルト付きのものがある。腰のカバン、ベルトのカバンとも表現される。


 ■レッグバッグ

 足、太ももに携帯するバッグ。大きいバッグは腰にベルト、太ももにストラップを装着する。小さいバッグはストラップを太ももに装着する。


 ■ストラップベスト

 荷物入れに特化したベスト。


 ■リュック

 背負うための紐は肩紐(かたひも)、ショルダーストラップ。

 現代のリュックは色々機能がついているがファンタジーのリュックも寝袋などを巻いて留めるためのベルトまたはストラップや道具を留めるフックなどついているものがある。


 ■サッチェルバッグ

 革製のカバン。リュックタイプとショルダーストラップとハンドルのついた手持ちタイプがある。大きめのフタでカバンの半分まで覆いベルトで留める。ベルトは飾りでボタン留めだったりする。19世紀に学生カバンとしてできた。ファンタジーでも魔法学校などの学生カバンとして見かける。


 ■トランク

 ハンドルのついた箱型の手持ち旅行カバン。蝶番(ちょうつがい)で大きく開けて荷物を沢山入れることができる。フタの留め具の他にベルトでさらに固定するものもある。



 カバンコーナー

挿絵(By みてみん)

 一番上がサッチェルバッグ

 二段目が手持ちカバンとリュック

 一段目の吊るしてあるのがウエストバッグ

 置いてあるのがハンドバッグとカバン色々

 下がトランク




 ◆靴

 現代と変わらない。布靴、革靴、木靴、ブーツ、サンダル、ハイヒール。貧しい人は履いていないこともある。反対に金持ちはドレスシューズ、乗馬用、礼拝用など用途に合わせて沢山持っている。

 留め具は紐か革かベルトかストラップ。留め具の必要ない靴はスリップオンまたはスリッポン。


 ■ローファー

 スリップオンの革靴


 ■プーレーヌ

 先が尖りすぎたり巻いていたりする靴。貴族が贅沢さを求めて作った靴だが、ファンタジーでは貴族より道化師が履いている。



 ◆ヒールの種類


 ●ハイヒール

 ヒールが7センチ以上ある靴を指すが、7センチあるかどうかは気にせず(かかと)の高い婦人靴を表すことがほとんど。

 ファンタジーではヒールが護身用の武器になったりもする。金属や魔法石でできていたりする。


 ●ローヒール

 ヒールが低め。


 ●ピンヒール

 ヒールがピンのように細い。


 ●チャンキーヒール

 ヒールが太め。


 ●コーンヒール

 ヒールがアイスのコーンのような形をしている。


 ●ウェッジヒール

 厚底靴のように土踏まず部分にくぼみのないヒール。


 ●キトンヒール

 仔猫のように可愛い小さく低めのヒール。



 ■アンクルストラップ

 ヒールや靴の留め具。足首に紐状の留め具を巻きつけてボタンやベルトで留める。


 ■レースアップリボン、編み上げリボン

 留め具が長い紐やリボンで足に編み上げて結ぶ。




 ◆ブーツ類


 ●ショートブーツ

 足首が隠れるくらいの丈のブーツ。女性用はアンクルブーツともいう。アンクルは足首のこと。


 ●ハーフブーツ

 ふくらはぎの真ん中、長靴くらいの丈のブーツ。女性用はミドルブーツともいう。


 ●ロングブーツ

 膝下くらいのブーツ。


 ●ニーハイブーツ

 膝上のブーツ。


 ●ワークブーツ

 一般的なブーツ。紐留め。


 ●ベルテッドブーツ、バックルブーツ

 ベルトのついたブーツ。ベルトは一つから沢山。

 装飾のものと調整可能なものがある。

 ファンタジーでは沢山ついたブーツが多い。


 ●ボリュームソールブーツ、ダッドブーツ

 ボリュームソールは厚底のこと。厚底ブーツ。

 ダッドは父親のこと。お父さんが履いていそうなゴツいブーツ。トレッキングブーツも指すという。


 ●ソックスブーツ

 靴下と一体化したブーツ。足首部分が靴下になっておりぴったり密着してくれる。足を細くみせる効果があるらしい。


 ●ブーツパンツ

 ズボンと一体化したブーツ。レザーブーツが多い。

 脱げる心配がないのでファンタジーでは冒険や戦闘時に履いている。

 太ももまであるロングブーツをガーターベルトで留めるタイプもある。


 ●折り返しブーツ

 上部が外側に折り返されているブーツ。服の襟のようでもあり折り返しには種類がある。


 ●マウンテン、トレッキングブーツ

 山登り用のブーツ。


 ●ロガーブーツ

 危険な作業用のブーツ。つま先に落下物から足を守る鉄板が入っており靴裏に滑り止めがある。


 ●ハンティングブーツ

 狩猟用のブーツ。


 ●ジョッパーブーツ

 乗馬用のブーツ。


 ●ムートンブーツ、スノーブーツ

 ムートンブーツは足を入れる部分を羊毛でコーティングした防寒用のブーツ。スノーブーツは雪の中で履くブーツ。外側も毛皮がついて暖かそうになっていたりする。ファンタジーでは毛皮のブーツともいう。


 ●長靴、雨靴、ウェリントンブーツ

 雨の日や水の中で履く防水性のブーツ。


 ●コンバット、ミリタリー、タクティカルブーツ

 戦闘時に履くブーツ。


 ●仕込み靴、ブーツ

 ナイフが隠されている靴またはブーツ。大抵は、つま先か(かかと)に仕込まれている。地面に靴を打ち付け衝撃を与えたりして安全装備を外すとナイフが飛び出す。攻撃や縄を切るなどに使われる。


 ■鎧ブーツ、アーマーブーツ、プレートブーツ

 ファンタジー限定。鎧のようなブーツ。膝当て、すね当て、靴が一体化した全体がプレートのブーツ、膝当てのついたレザーブーツなど種類がある。



 ◆サンダルの種類


 ●クレピス、クレピダ (Crepida)

 古代ギリシャやローマのサンダル。革、紐などの留め具を足に編み上げクロスしているのが特徴。

 古代ギリシャのサンダルは詳細が定かではないが現代やファンタジーでは留め具を編み上げるタイプと編み上げはデザインになっており履いてアンクルストラップで留めるタイプがある。


 ●グラディエーターサンダル、カリガ

 グラディエーターは剣闘士のこと。足の甲 (アッパー)部分を革やストラップの編み上げで念入りに固めている戦闘向きの頑丈なサンダル。

 現代やファンタジーにはグラディエーターブーツもある。

 肋骨(ろっこつ)のような見た目なのでボーンサンダルともいう。


 ●編み上げ、レースアップサンダル

 足首に紐や革やリボンを編み上げて留めるサンダル。


 ●アンクルストラップサンダル

 紐や革を足首に巻きつけて留めるサンダル。



 ●軍靴(ぐんか)

 軍人の靴。長靴(ちょうか)(ロングブーツ)、半長靴(はんちょうか)(ショートブーツ)、短靴(たんか)(革靴)がある。


付録


決闘の際に手袋を投げることについて。


決闘をする際、申し込む者が手袋を投げ、申し込まれた者はそれを拾い決闘を受けることを示します。

同時に両者命がけで戦うことを誓うことにもなります。


服紹介欄に手袋を追加した時に、手袋といえば決闘だと思いました。

そしてなぜ決闘には手袋なのかが気になって半日くらいかけて調べたのでここに書いておきます。

完成されたレポートではなく、備忘録になります。


まず、決闘と手袋についてネットだけで調べたのですが、見つけた決闘の説明のほとんどで手袋は出てきませんでした……。


手袋は重要じゃない? そう疑いましたが、私は手袋にこだわりました。しかしそれでも、断片的なことしかわかりませんでした。

なぜなら、古くからある物事は調べれば調べるほど、知っていることと違う話が出てくるからです。お国ごとに違う、身分ごとに違う、個人ごとに違うというように、なにもかも千変万化しています。それをひとつの歴史書のように繋ぎ合わせるのは難しく私には無理な作業でした。

最初のやり方や意味が詳しく残っていないこともあります。決闘の手袋がそれでした。


ここから本題です。


1、決闘には手袋、なぜなのか?


決闘の起源を調べるとわかってきました。

決闘は古代からあったのですが、私の知りたい手袋が出てくる決闘の起源は決闘裁判なるものでした。


決闘裁判を調べると、中世以前に始まったことと、決闘裁判は神明しんめい裁判の一つということがわかりました。

神明裁判とは、神様が裁判官の役割をして判決を出す裁判です。神様の判決を確認する方法は色々ですが、決闘裁判では決闘の勝ち負けで確認していました。

その辺の詳しい説明は省きます。手袋の出番が終わった後のことなので。


手袋に戻ります。決闘に手袋が必要な理由は、決闘裁判にキリスト教が関わっていることにあるとわかりました。

キリスト教には色々な儀式がありますし、キリスト教が関わる神明裁判にも色々な方法と儀式があり、神明裁判の一つである決闘裁判にも儀式があり手袋が必要でした。


決闘に儀式があることがわかった時は不思議でしたが、キリスト教が関わっていると知り納得しました。宗教には儀式がつきものですから。

ちなみに決闘裁判はヨーロッパ各国様々な地域で行われていたため、手袋が必要ない決闘裁判もあったようです。



2、決闘の儀式に必要なのが、なぜ手袋なのか?


一つは手袋の価値が今と違ったことにあるようです。決闘裁判が始まった頃、手袋(ミトンではなく指のある手袋)は貴重品で、権力や地位を示し、紋章が入っていることもありました。命に見立てる価値があったようです。

そして身分の高い者しか身につけていない物であり、決闘は身分の高い者にだけ許されていました。(国や地域によっては一般人も決闘できました。そこでの儀式には手袋は必要なかったのではないかと思います)


次に、キリスト教が関わっていること。ミカエル祭りというのがあるのですが、それに手袋が決闘のしるしとして出てきます。しかし、決闘のしるしということ以外わかりませんでした。ミカエルと手袋の繋がりもミカエル祭り以外では見つけることができませんでした。ミカエル祭りの起源は古く、それより前の情報は見つけられなかったです。


決闘に必要なのがなぜ手袋かについては以上です。

……はっきりした理由は見つけられませんでした。


3,なぜ投げるのか?


手袋を投げる行為を調べると、決闘を申し込む儀式なのは知っての通りでしたが、最初はただ交換するだけのこともあったとわかりました。Wikipediaの決闘裁判の説明では、床に叩きつけています。色々なやり方があったようです。

頬を叩くというのもありますが、なぜそうするのかは全くわかりませんでした。


ここからは想像がまじっていきます。


決闘といえば騎士。


騎士といえば決闘ですが、なぜ手袋が必要か、なぜ投げるのかにはやっぱり騎士が深く関わっているようです。

決闘裁判は決闘当事者のほとんどが戦わず、騎士を雇って代わりに戦ってもらっていました。それで騎士は儀式を知り、決闘が一般化するとともに騎士個人間でも(道端でいきなりとか)決闘するようになったようです。(その頃には手袋も一般化してきていたことでしょう)


道端でいきなりでも、決闘には儀式が必要です。儀式は他に聖書に誓いを立てたり、教会に行ったり、本来は決闘には何日もかかったようです。

けれど騎士はすぐ決闘がしたかったしできました。なぜなら、聖書は持ち合わせてなくても、教会が近くになくても、手袋をはめていたからです。鎧の場合はガントレットを。

手袋で手軽に重要な儀式ができます。

決闘を申し込むなら手袋。手近で手軽なのに、命をかけて戦うという重要なことを伝えることができます。


そんな手袋の扱いは騎士によって違ったようです。

紳士的に渡す騎士もいれば、足元に投げる騎士も、挑発的に頬を叩く騎士もいたのでしょう。


そして宗教的に厳かな儀式だった行為も、騎士によってとらえ方が変わり「拾えるものなら拾ってみろよ」と挑発的に投げた騎士もいたことでしょう。


個人的には、ただ交換するより、挑戦状のように投げつける方がかっこいいと思います。かっこいい行為は歴史に残るものです。

私が騎士なら手袋を投げ「拾え、その覚悟があるなら」とか言ってみたいです。


そんな風に騎士を通して手袋の扱い方と捉え方は色々増えていったのではないでしょうか。


そのなかで、命のやりとりを示す行為として投げて決闘を申し込む騎士が大多数で、決闘を申し込む際は手袋を相手に投げるのが正式な行為と認識されるようになったのではないでしょうか。


それとも決闘には手袋が必要というのは私が強烈にそう思い込んでいるだけで、本当はやっぱりそこまで重要ではないのかもしれません。


想像は以上です。ここからは史実です。


手袋の儀式は騎士から紳士へ受け継がれました。紳士はいつでも決闘を申し込めるように手袋をポケットに入れていました。


ちなみに、騎士と紳士以外にも一般人や女性が決闘することもありました。手袋以外にスカーフやステッキを投げたりもしました。やはり手近な物ですが、その辺にある物ではなく自分の持ち物がいいようです。


まとめ

決闘に必要なのがなぜ手袋なのか?について。今では身近な手袋が昔は貴重品だったことが大きいように思います。そして貴重品なのに手近だったこともあると思います。もっと手袋になにかしらの意味がある気はしますし、あってほしいところですが……。

なぜ投げるのか?について。正式な決闘裁判では手袋の扱いも決まっていたでしょうが、個人的な決闘では手袋の扱いは個人の自由で決めていいんじゃないかと思いました。投げるもよし、渡すもよし、頬を叩くもよし。私は頬を叩かれたら怒ります。受けて立とうという気になると思います。


以上が決闘と手袋について、私が知ったことと、想像になります。


騎士の手袋の扱いと捉え方の想像は結構いい線ついてると思うのですが、そう思ってると全く違う新説が出てきたりします。もう手袋について調べることはないと思いますが、もしも新説を見つけたらまた書き直します。

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