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運ばれた病院でオレも手当をしてもらいそのまま帰宅した。


致命傷を負った彼はタツヤといって同じ高校の三年生らしい。


高校生活の初めからそんな事件を起こしてしまったことに、オレは落ち込んでいた。


この先、高校で決闘部の奴らと会うことになると思うと気が滅入る。


明日は、病院にタツヤの様子を見に行かなければならない。




病院に行くとタツヤは1人部屋にいた。


オレが頭を下げたらタツヤは


「マサユキに付き合って追いかけたオレも悪かった。すまんな。」


怒鳴りつけられると思っていたオレは、肩の力が抜けた。


「どうやら全治一年らしい。」


ポーションやヒーラーを使っても、すぐに治らないほど酷かったようだ。


怪我の責任がオレだけにあると考えていないようで、少し楽になった。


「学生生活最後の大会に出られないことに、正直恨むぜ」


オレは再び謝った。


「オレのできることならなんでも言ってください」


タツヤは驚いた後、ニヤリと何か企んでいる顔をした。




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