第三話 オオカミ人間と買い物
3話目です。
特に代わり映えもなくダラダラいきます。
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コンコン「入るぞー」
「開いてるからどうぞー」
「なんだサリム朝からいきなり大事な用って呼びだして」
「…ガムイ、実はな……」
真剣な表情のサリム
「…ゴクッ」
「来週母さんの誕生日なんだ! 買い物付き合ってくれ!!」
パンッと手を合わせて頼むサリム
「...は? やだよ」
あからさまに嫌そうなガムイ
「なーんでだよー! いいじゃんか買い物くらいー!!」
「意味分からん! てか俺は仕事あんだよ!」
サリムの部屋から出ようとするガムイ
「あ、もうガムイの分の休み申請出してるから今日休みだよ」テヘペロッ
「テヘペロじゃねーんだよ! 可愛くねーんだよ! 俺の休みを勝手に申請するな!!」
怒るガムイをよそに準備をしながら
「ほら早く行くよー準備して」
「だからなんでおr…」
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「ったく結局買い物付き合うはめになるなんてな…」
ため息をつきながらとぼとぼ歩くガムイ
「いいじゃん別に暇でしょ?」
「それはお前が勝手に俺を休みにしたんだろうが」
「ま、まぁ怒らない怒らない あ、そのシマシマの服かっこいいね!どこで買ったの?」
「んなもんどうでもいいだろ早く買いも…」
「ほらほらここの肉まん屋さんおいしそー! 早くきなよ!」
「おい、買い物は?」
「え?なんだっけ?」
「だから、か・い・も・の!!」
サリムに渾身のアイアンクロー
「いだ、いだだだ! わ、わかってるよここ食べたらいくからさ! だ、だから離して!」
「ちっ 早くしろよ」
「あ、ここなんか良さそう! ちょっと見てみるね!」
女性が好きな雑貨ばかりのお店
「なんで俺がこんなとこに...」
「ガムイはこうゆう見せ苦手だもんねぇ」
「早く決めろ さっさと出るぞ」
15分後……
「いいの買えてよかった!」
「はいはいよかったな..」
「ガムイ、今日は買い物来てくれてありがとね! これは今日のお礼!」
小さな紙袋をガムイに渡す
「…なんだこれ?」
「見てからのお楽しみ! さ、開けてみて?」
何かと思い開けてみると
「…なんで練り消しのいちごの香りのやつぅ…」
とりあえず使ってはいるそうです
練り消しは小さい頃に練りすぎてなくなったことあります。