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人生...いや、狼生は楽じゃないね!  作者: ゴンピ~
第2章:鉱山都市マクダンタ
67/132

67話目

区切りがよかったのでこれで......

文量が少ないですが...



クラウドが顔を赤くしながらも慎重に進んでいき、地図を作成していっている。

これも役に立ってると思うんだけどな。


......おっと、地下5階に来てから初めての敵だ。

動きが遅いからヘビみたいなやつの方かな?


『クラウド、前の方から敵が1匹来てるぞ。』


「ギルベルトさん前から1匹来てるそうです。」


「おぉ、了解。」


ギルベルトが身構えつつ前方を見据える。



......ズリ......ズリズリっ......



何かを引きづっているような音が聞こえる。


ズリ......ズリズリ...ズリズリっ...


音が速くなった。

向こうもこちらに気づいたのだろうか?

何かが動いているのは見えるが、もう少し近づかないと暗くてよく分からない。


...見えた。

ぱっと見は完全にミミズの形をしている。

ギルベルトの言っていた通り、目は見当たらないし、動きも真っ直ぐだ。

頭は尖っており、体と比べると固そうに見える。

また、尻尾の部分は細長くなっている。

さっそく鑑定。


。。。。。。。。。。。。。。。

[]

種族:アンフィスバエナ

Lv4/40 状態:健康

HP 280 MP 21

力 19

防御 96

魔力 14

俊敏 37

ランクD+


[通常スキル]

噛み付くLv3 穴掘りLv4

頭突きLv2 押し潰すLv3

転がるLv2


[特殊スキル]

嗅覚Lv6


。。。。。。。。。。。。。。。


体力が多いな。

それに俺よりもランクが高い...

流石にギルベルトもこいつを一撃は出来ないよな?

それと一応、種族の説明を見ておくか。

ギルベルトがほぼ教えてくれたけど......


『アンフィスバエナ:土の中や、洞窟などで住むことにより、目と足を退化させたトカゲ。

頭の先は尖っており固くなっている。

その頭を上下に動かし、土を押し固めて穴を掘っていくという少し変わった掘り方をする。

姿、形はミミズに似ているが、ミミズのように温厚ではなく、肉食で獰猛である。目を退化させた代わりに嗅覚が非常に発達しており、匂いで獲物を探す。』


ふむ。

ミミズでもなく、蛇でもなくトカゲだったのね......


シャーーッーー!!!


おっと、もう余裕を持って鑑定の結果を見ている場合じゃないな。


ギルベルトがアンフィスバエナに向かって走り出す。

それを迎え撃つかのごとく、頭を地面から少し浮かせた。

ギルベルトがそんな頭に向かって大剣を振り下ろす。

それをすぐさま後退し避け、ギルベルトに追撃する。

ギルベルトはそこから回避。

アンフィスバエナは勢いがついたまま地面に齧り付く。


ガリガリッ!!


そのまま土を噛み砕き飲み込む。

...あっ、それ食べちゃうんだ.........


「...ちっ。

流石に大振りだと避けられるか。

こりゃ一撃じゃ無理だな。」


ギルベルトがそう呟く。


「クプレっ!」


クラウドがそう言うとクプレが地面を数回掻く。

するとアンフィスバエナの周りに茨が生え始め、押さえつけようと体を縛っていく。

だが、完全には押さえつけられないなしく、アンフィスバエナは何とか抜け出そうと蠢いている。

茨の棘も刺さっていないようだ。

まぁ、でも動きは鈍くなっている。

ギルベルトなら今の状況でも大丈夫だろう。


「よし!

ナイスだ!!」


そう言いつつ、すぐさまアンフィスバエナに駆け寄り頭よりやや後方を輪切りにするかの如く断たっ切った。

すると、アンフィスバエナの体が暴れだした。

が、クプレが抑えているのでこちらに当たることはないだろう。

そうして体の動きが緩やかに止まる。


『経験値を170得ました』

『知性Lv_により経験値を142得ました。』

『レベルが1上がりました。』


おぉー、とうとう貰える経験値が3桁だ。

それにレベルも上がった。

......俺、何にもしてないけど。

取り敢えず、ここに来るまでもレベルが上がってたからな、ステータスを見ておくか。


。。。。。。。。。。。。。。。

ブラン

種族:ゲイルウルフ

Lv11/30 状態:健康

HP 194 MP 93

力 102

防御 65

魔力 58

俊敏 173

ランクD-


[通常スキル]

噛み付くLv5 引っ掻くLv4

食い千切るLv2 暗闇Lv1

重圧Lv1 気配察知Lv5

気配消去Lv3 穴堀りLv2

なぎ払いLv1 カマイタチLv1

追い風Lv1


[特殊スキル]

知性Lv._ 鑑定Lv8

飢餓耐性Lv1 麻痺耐性Lv1

斬撃耐性Lv1 刺突耐性Lv1

ウィンダー言語Lv3 回避Lv4

疾駆Lv1


。。。。。。。。。。。。。。。


おぉ?

なんか、めっちゃ強くなってないか?

まぁ、何もせずにレベルだけ上がっていってるから、スキルのレベルは1つも上がってないのだけども......

これは俺も何かしたいな。

カマイタチなんて遠距離攻撃だろうから、いいんじゃないだろうか?

クラウドに言ってみるか。





アンフィスバエナは足なしトカゲを参考にしております。

見た感じ全然トカゲに見えませんよね?


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