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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約半年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性もあります。予めご了承下さい。

朝日の屋上と影の地面

作者:小土カエリ
 時代は遥か未来。
 日本は高度な技術発展を遂げていた。
 人々の暮らしは豊かになり、都市のビルはより高く、より巨大になっていった。ビル同士を繋ぐ回廊が生まれ、空中を利用した新たな交通手段が生まれ、上層の人々はますます豊かな暮らしを送っていた。
 ビル群の最上部はガラス張りの豪華な回廊が並び、輝くネオンが絶え間なく光を放っている。空気は清潔で、まるで作り物のような世界だった。空中回廊に漂う香りすら人工的に調整され、どこか冷たさを感じさせるほどに完璧だった。
 上層のガラス張りのビルは、太陽光を反射して眩いばかりの白銀の輝きを放っていた。
 だが、その下層では、日光がほとんど届かず、陰鬱な空気が街を覆っていた。徐々に地面へと近づくにつれ、錆びたパイプや崩れた壁、荒廃した通りが次第にその存在を主張し始める。
 その光僅かな最下層はまるで別の世界。空気は重く、錆びた鉄の匂いが漂い、地面には長く放置された廃墟が放置されていた。ひび割れた路面には雑草が生え、路地には壊れたドローンの残骸が無造作に放置され、不穏な緊張感を漂わせていた。
 そして、その下層では貧しい人々が身を寄せ合っている。
 AIの進化により、中間層だった人々の仕事は無くなり、貧富の差は拡大する一方だ。

 その中をバイクで走り抜ける一人の少年。

 これはそんな世界で生きる、彼らの物語である────。

※カクヨムにも挙げています。そちらの方が更新が速いので最新話が読みたい方はそちらのご確認をお願いします。
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