表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋と嘘  作者: yukko
80/92

幸せになる不安

佐伯陽菜は驚いた。

友田悠の行動の早さに……。

その渦中で訳が分かってないような沙希子に……。


「じゃあ、結婚するから友田君の両親に会うのね。」

「うん。」

「プロポーズ受けてOKしたのよね。」

「うん。」

「不安なことあるの?」

「う……うん。」

「何? 何が不安?」

「結婚式とか……していいのかな?」

「友田君が再婚だから?」

「離婚で再婚だったら……違ったかもしれないけれど……。」

「死別と離婚と、どう違うの?」

「心が残ってるでしょう。死別は……。」

「それか………。」

「そんな心で……私の両親のために……結婚式っていうのは……

 友田君に悪い………。

 それに、麻美さんのご両親……嫌なんじゃないかな?」

「なんで?」

「なんとなく……。」

「麻美さんって亡くなった奥さんだよね。」

「うん。」

「そのご両親の気持ちは分からないけど、気を使い過ぎだと思うけど…。」

「生きていたら……私は友田君の隣には……。

 亡くなった麻美さんのこと忘れられないのは当たり前。

 私は、これから法要とかどうしたらいいんだろう?

 これから本当に友田君の妻になれるのかな?

 私、多くを望んだらいけないと思うの。」

「どうして?」

「今のままでいいの。」

「結婚しないでいい、っていうこと?」

「分かんない。もう頭の中一杯なの。」

「急にいろいろあったからね。

 でも、友田君の傍に居られて……どう思う? 

 幸せ? それとも……不幸せ?」

「幸せなの。怖いの。私が幸せって思っていいのかな?」

「いいのよ。」

「これから、実際には色々決めていく時に不安になると思う。

 それが結婚なのよ。

 沙希子だけじゃないからね。」

「うん。ありがとう。」


「口出しは……しちゃいけないわね。

 それにしても、大変だなぁ~。友田君。

 沙希子じゃなければ、楽なのにね。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ