表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋と嘘  作者: yukko
63/92

桃の花

沙希子が富田優一と澪の家を出て暫くすると、父から電話が架かって来た。

車で母と一緒に迎えに来てくれているということだった。

沙希子とカイを乗せて、家族で出かけようという話になって迎えに来てくれたらしい。

沙希子は現在位置を教えると、「直ぐ傍だ。」と父は言った。

車に乗せて貰う場所を決めて待っていると父の車が来た。


カイ、お父さん寂しかったぞ!」

「はいはい。娘よりカイね。」

「焼きもちは恥ずかしいぞ。沙希子。」

「はいはい。お父さん。早く出発してください。」

「分かった。カイ行くぞ。遊ぼうなぁ~!」

「はいはい。」


車を走らせながら父が言った。


「沙希子、桃の花が綺麗なんだ。見に行こう。」

「いいわぁ~。桃の花!」

「お父さんにしては……でしょ。」

「うん。そうね。お父さんにしては……ね。うふふ……。」

「なんだ。馬鹿にするなら行かんからな! カイだけ連れて行く!」

「お父様、流石でございます! 沙希子は付いて行きます!」

「馬鹿にして! 反省してるのか?」

「勿論でございます!」

「なら、連れて行ってやってもいいぞ……。」

「何を沙希子が言っても連れて行くのに……。」

「何か言ったか? お母さん!」

「いいえ、何でもございませんわ。おほほ……。」

「楽しみねぇ~。 お母さん!」

「本当に! カイも楽しみよねぇ~。」

「そうだろ、そうだろ!」


車は家族を乗せて、桃が美しい公園に向かって走って行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ