エピローグ
レーノ・マキコマは今日も元気に王立図書館で、職務に励んでいた。
「えーと……確かこの書籍は……」
書籍の確認をしながら、静かな館内を目的の場所まで歩いていく、そんな時であった。
「この偽聖女め!お前のような胡散臭い女はわが国にはいらぬ!この他国の地で朽ち果てるがよい!『国外追放』だ!」
「よその国に来てなにしてんだこのアホがぁぁぁぁ」
思わず大きな声を出してしまい
「あ」
と両手で口をふさぐが遅かった。
「だ、誰だ無礼者め! 出てこい!」
とまた声が聞こえる、深くため息をつきながらレーノは
「『禁止ワード』を確認いたしました、事態の収拾に向かいます」
と魔道具で連絡する、すると
「了解した。こちらで裁判補佐官の準備をしておく」
と返事が返ってきた、その言葉を聞きつつ現場へと静かに移動を始めるレーノ。
「さて、『仕事』を始めましょうかね……また面倒ごとかぁ……」
とぼやきつつ
「何事ですか! ここは図書館ですよ! お静かに願います!」
と他国の人達へ声をかけるのであった。
お読みいただき本当にありがとうございました!
何のプロットも無い毎日行き当たりばったりの、つたない読み物ではございましたが、皆様の年末年始の一時の暇つぶしになれば幸いです。




