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ルールとは何か。

作者: ひらかまな

強さとは何か。


それを語る時、必要となる他の言葉は弱さであろうと思う。


弱く儚い生き物は淘汰される。しかし、その淘汰を防ぐことができるのは反対の強さだ。


弱く自分を守ることもできない存在には他人を守ることもできない。


だから強くなるために弱さを脱却する。

それは強い者を淘汰することではない。

必ずしも淘汰し合うことが強さ弱さの位置づけを決定はしない。

まるでベクトルが違うからだ。


弱いから強い存在になりたい。

しかし、ここでベクトルの向きを間違うと犯罪になる。

弱いなら、他人を守るくらいまで自力で強くならないと弱いままである。

強くなったと過信し、努力を怠るなら、別の強い存在から淘汰され、消え去るのみであろう。


なぜこの世界にルールが決まっているのか、それは、強い存在が弱い存在を淘汰し切ることを失くすためだとまず先に言える。


しかし、その次には、強い者同士で潰し合うことを避ける意味、そして弱い者同士で殺し合わないためであることが言えるだろう。


無駄や矛盾を先に解決している。

これが今の法律である。

つまり、それに逆らう者を淘汰する。

強い決まりである。


正しき者を勝利に導き、弱き者を救い、強き存在にもさらなる成長を与える。


それが法律であり今の世界に秩序を正しく齎している、この世界の決まりである。


理由がないのではない。



お読み下さり、ありがとうございます。

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