目次 次へ 1/77 序章 貴方は、今この瞬間、この世界のどこかで綴られ続けている全ての物語を"知っている"と言えますか? 貴方が住んでいる世界は"偽物ではない"と言い切ることはできますか? 貴方の見ているこの世界が、隣にいる誰かが見ている世界と"同じ世界だ"と心の底から言えますか? 貴方が意識していない視界の片隅には、もしかしたら、貴方の知らない世界が"本当は"広がっているかもしれません。 これは、今を生きる人間の誰にも知られることなくヒッソリと生きてきた、小さな国の大きな物語である。